ヤフーと河北新報社は、9月16日、17日の2日間で開催を予定している自転車イベント「ツール・ド・東北 2023」のイメージソングが、サザンオールスターズの「希望の轍」に決定したことを発表した。

東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的に2013年から開催している「ツール・ド・東北」は、順位やタイムを競うレースではなく、楽しく走るファンライド形式の自転車イベント。記念すべき10回目の開催を迎える今大会では、2日間で合計5コースを開催し、約2,100名のライダーが参加を予定している。

復興への道のりを現地の人たちと共に歩むべく開催を続けている「ツール・ド・東北」が、少しでも人々の“希望”となり復興の後押しにつながってほしいという思いも込めて、今大会を盛り上げるイメージソングはサザンオールスターズの「希望の轍」に決定したという。

サザンオールスターズのフロントマンである桑田佳祐さんは、東日本大震災から10年のタイミングで河北新報のインタビューで「われわれは東北復興世代として活動したい」と語っている。

そんな桑田さんが書いたこの曲は1990年の作品だが、輝かしい未来に向かっていく現在の東北の姿や、前へ前へと進み続ける自転車イベントのイメージにマッチすると考え、記念すべき10回目の大会を彩ってくれる曲として使用することになったとのこと。