女優の清野菜名が主演を務めるABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『日曜の夜ぐらいは...』(毎週日曜22:00~)がきょう2日に最終回を迎える。放送に先立ち、キャストのクランクアップコメントが公開された。

  • 清野菜名 (C)ABCテレビ

岡田惠和氏の書き下ろしとなる同作は、「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマに清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠演じる3人が友情を育み、ある“奇跡”から人生が静かに動き出していくハートフルストーリー。最終話では、「サンデイズ」オープンが迫った夜、サチ(清野)は翔子(岸井)、若葉(生見)と“一番高いアイス”を食べながら、「お客さんが一人も来なかったらどうしよう」と不安を吐露する。みね(岡山天音)は賢太(川村壱馬)と初めて2人で晩酌を交わし、邦子(和久井映見)、富士子(宮本信子)はカフェの成功と皆の幸せを祈りながらそれぞれに一夜を過ごす。そして開店当日、サチたちは「サンデイズ」の扉を開く……。

約1年ぶりとなるドラマ撮影を務め上げた清野。やり切ったという笑顔を浮かべる一方で、1人の撮影現場がラストだったことから「1人で寂しい……」と本音も。そして主演の重圧に耐えながらサチを演じきった清野の瞳には涙が。キャストらのクランクアップコメント動画は、現在YouTubeで配信されている。

■岸田サチ役/清野菜名

皆さん、長い間ありがとうございました。本当に素敵な作品に出会えて、とても幸せな時間でした。現場に来ると、本当に皆さんが明るくて、その皆さんの明るさに私はとても救われて、毎日の現場を乗り越えることができました。1年半ぶりに(ドラマの)撮影に参加してみて、改めて現場って楽しいなと思わせてくださった現場でした。本当にありがとうございました。

■野田翔子役/岸井ゆきの

ありがとうございました。最初は清野さん、生見さんとしか呼べないし、どうやって話せばいいんだろう……というところから、こんな風に毎日笑い合えるみなさんと共演できて、このキャストで、この本で、一緒にドラマを作れたこと、本当に良かったと思っています。(私たちを)出会わせてくれた偉い人、本当にありがとうございました。

■樋口若葉役/生見愛瑠

本当にありがとうございました。こんなにクランクアップが寂しいとは思いませんでした。4カ月間、毎日のように現場にいた撮影が初めてだったので、終わってホッとしてもいますが、明日から撮影がないと思うと悲しいです。毎日(朝が)早くて終わりが遅いのに、みんな温かくて 優しくて、すごく好きな現場でした。勉強になったし、私もちくわぶが大好きになりました! 寂しくなったらまた作品を見ます! ありがとうございました。

■市川みね役/岡山天音

まさか、誕生日(6月17日生まれ)を超えてまで(撮影が)続いているとは思わなかったのですが、なんとか今日を迎えることができ本当にうれしく思います。オリジナルの台本で、リアルなんだけど夢のような毎日を、みねとして健やかに過ごさせていただくことができました。お世話になりました。ありがとうございました。

■住田賢太役/川村壱馬

素敵な作品に出会わせてもらって本当に感謝しています。(これまで)事務所制作の作品が多くて、そうではないドラマ現場が初めてだったのですが、本当にいい雰囲気で、僕もなじみやすかったというか居心地のいい空間を過ごさせていただきました。皆さん本当にありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

■岸田邦子役/和久井映見

みんなの幸せを願わずにいられない台本だなと思いながら撮影がスタートして、今もまだ終わらないような気がしているんですけど、あーもう終わっちゃうんだなというのと、まだまだこの先のみんなの暮らしをのぞいて見ていたいなという気持ちが同時に存在していて、ちょっとあったかくて切ないです。最終回もテレビの前ですごく楽しみに待っています。ありがとうございました。

■樋口富士子役/宮本信子

お疲れ様でした。富士子のような役は初めてでしたので、とても勉強になりました。富士子が丘の上で、幸せだった頃を思い出すカットはとても好きです。富士子が背負っているものを出したいと思っていたので……。双眼鏡で覗くのもすごく楽しかったですね(笑)。それとちくわぶ! 実は私、ちくわぶを認めていなかったんですよ……本当言うと(笑)。でも撮影でいただいたちくわぶがおいしくて、目から鱗でした。ありがとうございました。