リモートワークの合間、家事の合間、リフレッシュ時間……etc、家で手軽においしいコーヒーを飲みたいと考える方は多いですよね。かく言う筆者もその一人。

喫茶店でマスターが淹れてくれたコーヒーのようなおいしさを、インスタントコーヒーくらいのお手軽さで味わえたらいいな~なんて思いますが、そんなわがままな希望を実現できるかもしれない? カプセル式のコーヒーマシンをこの度お試しさせていただけることに!

お試しさせてもらったのはUCCが手がける「DRIP POD」。実際に使用してみた率直な感想をお伝えしますので、カプセル式コーヒーマシンの購入を検討中の方、まさにDRIP PODが気になっている! という方に参考にしてもらえたらと思います。

  • UCC 「DRIP POD(ドリップポッド)」

■コンパクトボディでインテリアになじむデザイン

新たな家電アイテムを買うとき、機能性はもちろんですがデザインやサイズ感って大事ですよね。部屋や手持ちのアイテムになじまない、サイズが大きすぎて置き場所を確保できないとなると候補から外れてしまいますが、DRIP PODはその点問題ありません。

まずサイズ感については、幅がたったの13.3cm! 奥行29cm、高さ22.4cmとコンパクト設計なので、置く場所を選びませんでした。

キッチンの空きスペースに置くのはもちろん、他の家電を置いている横のちょっとしたスペースにもすっきり収まりました。

  • コンパクトボディで置くスペースをとらない

サイズだけでなくデザイン的にも空間になじむ点がうれしかったです。今回選んだホワイトの色味もありますが、質感がマット系なところもなじみやすさにつながっています。

  • シンプルなデザインで空間なじみも良い

■使いやすさを追求した細かなつくり

電源を入れて使い始めると、その使いやすさに「おぉ~」となりました。まずボタンがわかりやすく操作がしやすい! 説明書を読まずに操作できるくらいです。操作がわかりくいと日常的に使うアイテムから遠ざかってしまうんですよね…。

  • ボタンがわかりやすく、操作がしやすい

また、給水タンクのメモリが見やすい点も良いなと思いました。調理系アイテムのメモリ表示自体は全く珍しくないですが、デザイン性を重視してなのか、見にくい商品が多いんですよね。

見えなくても困らないし、足りなくなったら足せばいっか~と思って使っていますが、DRIP PODははっきり見えるので地味に感動しました(笑) どれくらいの量を入れたかわかっていれば「そろそろ足りなくなるな」とわかるし、給水前に飲む量を考えていれたい人にもおすすめです。

  • 給水タンクのメモリが見やすい

そしてこの給水タンク、上の部分に持ち手が付いているので持ちやすい! 全部入れても1L未満なのでものすごく重いわけではないですが、マシンにセットする時に安定感があってスムーズです◎他社製品もそうですが、給水後本体にはめる時にうまくはまらなくて手こずる時があるんですよね。

  • 給水タンクには持ち手があるので、本体にはめるときも安定感が

こういった細部の工夫は実際に使ってみて気が付く部分ですが、作り手のこだわりや心配りを感じ、日本製ならではという印象です。

■驚くほどの静音性! 子どものお昼寝中でも安心して使える

コーヒーの淹れ方もとても簡単で、大きく4つのステップで淹れ終わります。出来上がりまでの時間もとても短く、Startボタンを押してから抽出完了まで大体1分ほど!

1.淹れるコーヒーをカプセル容器の中から取り出す

  • 1-1 カプセルを用意(ふたには抽出湯量目安の記載が)

  • 1-2 ふたをあけてカプセルを取り出す

2.付属のポットホルダーにカプセルを入れ、本体にセット

  • 2-1 ポットホルダーにカプセルを入れる

  • 2-2 カプセルを入れたポットホルダーを本体にセット

3.抽出の設定をして、Startボタンを押す

  • 3-1 ふたをする

  • 3-2 抽出設定をして右上の「Start」ボタンを押す

カプセルのふた部分や、カプセル箱の側面におすすめの抽出湯量が記載されているので、初回はそちらを参考に淹れてみるのがおすすめです。

  • カプセル箱の側面におすすめの抽出湯量が記載されている

4.自動で抽出されるので待つだけ

  • 4-1 ボタンを押したらあとは待つだけ

  • 4-2 抽出が始まっても驚くほどの静かさ

このように非常に簡単に淹れられるのですが、驚いたのは静音性。というのも、私が今まで使ってきた複数のマシンはどれも「エスプレッソ式」でどうしても一定の音量があるのですが、DRIP PODは「ドリップ式」なので圧力をかけることがなく、最初から最後までとっても静か。これならお子さんの昼寝中や、家族が寝たあとの一人時間でも気兼ねなく使えそうです。

■喫茶店のコーヒーの味を、1杯78円で楽しめる

淹れたてのコーヒーの味は、まさに喫茶店の味。種類豊富なコーヒーカプセルの中でも1番人気だというモカ & キリマンジャロを飲んでみましたが、マイルドな味わいの中にも爽やかな酸味が含まれ、朝の1杯にはもちろん、スイーツとの相性もよさそうです。

1杯当たりの値段を算出すると、約78円(1箱12カプセル入りで933円)。カフェやコンビニで買うことを考えるとコスパ的にも満足です! (一部「プレミアムライン」のカプセルは価格が異なるそうです)

  • DRIP PODで淹れた「モカ & キリマンジャロ」

また、付属のコーヒーフィルターを使うと、専用カプセルではなく自分の好きなレギュラーコーヒーを飲むこともできるんだとか!

  • 付属のコーヒーフィルターを使うと専用カプセル以外のレギュラーコーヒーを飲むことも可能

専用カプセルも10種以上販売されていますが、楽しめるコーヒーの幅が一気に広まりますね。

■専用カプセルはコーヒー以外に"日本茶"や"紅茶"も!

DRIP PODにはさらにもうひとつの魅力があります。それは、コーヒー以外のドリンクカプセルも販売しているところ。普段ボタンひとつでコーヒーを飲むことに慣れてくると、お湯をわかすのすら面倒になってきて(苦笑)「あ~紅茶もこれで飲みたい」と何度思ったことか…。

現在販売中の専用カプセルの中で"コーヒー以外"の商品は「深蒸し静岡煎茶」「静岡まろみ焙じ茶」「アールグレイ紅茶」の3種類。

  • コーヒー以外の専用カプセルも (上「深蒸し静岡煎茶」、左下「アールグレイ紅茶」、右下「静岡まろみ焙じ茶」

今回は煎茶と紅茶を飲んでみたのですが、どちらもとってもおいしい! 特に私が気に入ったのが紅茶で、まだ全て注ぎ終わる前から部屋中に茶葉の良い香りが漂うほど。

  • 香り高い本格的な紅茶

コーヒーを飲みつつ、気分転換で紅茶や日本茶もボタンひとつで楽しめるのは、かなりポイントが高いな~と思いました。

  • 煎茶はたっぷりの氷を入れたグラスに注ぎ、アイスで楽しみました!

■DRIP PODはこんな人におすすめ!

ここまでDRIP PODの魅力を語ってきましたが、最後に、どんな人におすすめかをまとめたいと思います。

・自宅で手軽に「ドリップコーヒー」を楽しみたい人
 →難しい操作は不要、短時間でおいしいドリップコーヒーが味わえる

・子育て中のパパママ
 →抽出音が静かなので子どもが寝ていても使いやすい

・好みのレギュラーコーヒーや、コーヒー以外も楽しみたい人
 →豊富な専用カプセルに加え、コーヒーフィルターが付属

実際に使ってみると、DRIP POD魅力は想像以上でした。今日のような暑い日は氷を使ってアイスコーヒーにしたり、ひと手間加えたアレンジレシピを楽しむのもいいですね。これから新しくコーヒーマシンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。