テレビ朝日系ドラマ『シッコウ!! ~犬と私と執行官~』(7月4日スタート毎週火曜21:00~※初回拡大)の完成披露試写&キャスト登壇イベントが26日、東京・TOHO シネマズ六本木ヒルズで行われ、伊藤沙莉、中島健人、笠松将、織田裕二、脚本の大森美香氏が登壇。伊藤と中島がつけた織田の“あだ名”が明かされた。
今作では、織田とバディを組む役どころを演じる伊藤。「本当に楽しかったです。すごく緊張していましたが、撮影に入る前の自分に『緊張しなくても大丈夫だよ』と言ってあげたい」と目を輝かせる。織田は「いろんな情報に惑わされてたんでしょうね(笑)。大げさに書かれるので」と笑いを誘った。中島は「やっぱりレジェンドなので。常に“大捜査線”にいた方じゃないですか、僕たちはあのエンドロールを見て育ってきてる」と織田の代表作を挙げ、「実際にお会いしたらすごくお話してくれますし、僕らのほうが懐柔されたというか、織田さんの和気あいあいとした空気に包んでいただけて感謝です」と語った。
そんな織田は、執行官室では勝村政信、渡辺いっけい、菅原大吉に囲まれる転職1年目の執行官を演じる。現場の雰囲気を「おじさんたちがたくさんいまして。自然と争いの空気が出ないんですね、芝居のぶつかり合いがどうのこうのとかそんなのじゃないんです。相手がカーブ投げるかな、シュート投げるかなって楽しみで、それが危険球にはならないというか。やられた! と思うことも気持ちいい現場だったので、本当に楽しかったです」と振り返った。
会見では、中島や伊藤が織田のことをあだ名で呼んでいるというスタッフからのタレコミが寄せられ、中島は「レジェンドって呼んでいました。でも織田さんが『レジェンドって言ったらこの世にいないみたいじゃないか』と仰るので、僕と沙莉で“リビング”をつけて“リビングレジェンド”にしたんです。略して“リビレジェ”って。そしたら織田さんもまんざらでもなさそうに悦に入っていました」と明かす。しかし織田は「記憶にないんだけど! リビレジェって呼んでた!?」と笑っていた。
今作は、『カバチタレ!』や『あさが来た』、『未解決の女 警視庁文書捜査官』、そして2021年の大河ドラマ『青天を衝け』を手掛けた大森美香氏が脚本を担当するポップなお仕事ドラマで令和版リーガルエンターテインメント。情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする国家公務員「執行官」を描く。ある事情から執行官の世界に飛び込み、“犬担当”の執行補助者となる吉野ひかりを伊藤が、ひかりを執行補助者の道へと導く執行官の小原樹を織田裕二が、執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介を中島健人(Sexy Zone)が、運搬を担当する執行補助者・長窪桂十郎を笠松将が演じる。