嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)。このたび今川氏真役の溝端淳平がコメントを寄せた。

  • 今川氏真役の溝端淳平(右)と糸役の志田未来

25日に放送された第24回「築山へ集え!」で、第12回「氏真」 ぶりの再登場となった氏真。本編では描かれていない氏真と糸(志田未来)の時の流れをどのように想像し、収録に臨んだのか。

溝端は「本編では描かれていない間に、糸は純粋無垢で以前にも増して逞しい女性になっていると想像しました。きっと夫婦が信頼し合ってることが土台にあり、ある種これが糸本来の姿だったのかなとも思います」とコメント。

「氏真に関しては、この戦乱の世で自分に何ができるのか、今川家をどう守っていくかを必死に模索している最中で、以前より落ち着き、やっと地に足がついた考え方ができ、この時代を家康たちとは違う角度で見ている印象です。再登場のシーンでは、そうした歳月が雰囲気として表れればと思い臨みました」と明かした。

また、瀬名(有村架純)と信康(細田佳央太)の謀を聞き、賛同した氏真の心情について、「台詞にもありましたが、それが父(今川義元)の願っていた理想に近かったことが第一であると思います。あとはこれまで紆余曲折ありましたが、幼馴染みである瀬名の願いでもあったからではないでしょうか。義元公の理想を、大きなリスクを背負ってでも自分と家康と瀬名で叶えることが、価値のあるものと氏真は考えたのだと思います」と述べた。

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