JR西日本は19日、関西電力とJR西日本専用の太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギー由来電力(再エネ電力)の供給を受けるオフサイトPPAを締結すると発表した。
あわせて関西電力を通じて調達する非化石証書も活用し、2023年度中に大阪環状線・JRゆめ咲線(桜島線)の列車運転用電力を実質的に再エネ電力100%化するという。環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン 2050」の目標達成(2050年にJR西日本グループ全体のCO2排出量「実質ゼロ」)に向けた取組みのひとつとされている。
大阪環状線・JRゆめ咲線(桜島線)の変電所を再エネ電力の供給対象としており、2023年度中に実質再エネ電力100%とする予定。これにより、2023年度末時点で年間約3万2,000トン(約1万世帯分)のCO2排出量削減を予定している。