女優の天海祐希が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』第10話が19日(毎週月曜22:00~)に放送される。

  • 松下洸平=カンテレ提供

明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする元弁護士の女探偵・上水流涼子(天海)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、さまざまな依頼を超大胆な方法で解決していく痛快エンターテインメント。

突如涼子のスマホに送られてきた謎の動画。そこにはうつろな表情をした涼子の様子が映っていた。「これから言う数字を聞いたあなたは、自分でも抑えきれないほどの怒りの感情が湧き上がってきます。その数字は『3776』『3776』」……。映像の中の言葉で、涼子の脳裏には、椎名(野間口徹)を殴ったあの日の記憶が鮮明によみがえる。真実にたどり着くため、涼子はある人物のもとを訪ねる。

一方、貴山の前には再び氷川(阿部亮平)が姿を現す。貴山はかつての仲間を真っ向から拒絶するが、氷川がおとなしく引き下がるはずもなく、それどころか「ゲームを始めた」と不敵な笑みを浮かべて脅しをかけてくる。

改めて動画を見ていた涼子は、映像の中に見覚えのあるものを発見する。その手がかりからかつて自分の後輩だった弁護士に行き着くと、8カ月前の知らなかった事実が明らかに。

そして、本気で探偵になろうとしている娘の久実(白石聖)をやめさせるよう説得して欲しいと、諫間(仲村トオル)が上水流エージェンシーを訪れる。

涼子の傷害事件に大きく関わる氷川役を演じた阿部、かつて涼子に殴られ負傷した椎名役を演じた野間口、そして氷川とついに正面衝突する貴山役の松下のコメントは以下の通り。

■阿部亮平

今回氷川怜児を演じさせて頂きます、阿部亮平です。最初に台本を読んでみると、こんなにも嫌な奴がいるのかという程の役で、どう演じていこうかとてもワクワクしました。天海祐希さんとは初めてのお仕事でしたが、とてもパワフルで魅力的な方で、一気にそのお人柄に引き込まれました。一緒にお芝居するのがとても楽しかったです。松下洸平さんは、何年も前に共演した事を覚えてくださっていて、すぐに声を掛けて頂いたので、今回もとてもやりやすかったです。現場の雰囲気もとても良く、今回悪い役なのに、悪くなりきれているか心配になるくらい現場はとても楽しかったです。氷川怜児、思いっきりかき回すので、最後まで是非楽しんで頂けたらと思います!

■野間口徹

序盤から、上水流涼子さんの現在に大きく関わる人物ではあったものの「出演しています!」とハッキリ言っていいのか悩む役で、ようやく昇華されそうでホッとしています。大好きな天海さん、そしてずっとご一緒したいと思っていた松下さんとの共演は、とても幸せな時間でしたので、終わるのが寂しかったです。もっとあの時間を共有したかった。物語は、これから色んな謎が解き明かされていきますので、皆様、最後までなんとしてもお見逃しなく!

■松下洸平

いよいよ最終章突入! な雰囲気たっぷりの10話です! 涼子さんと貴山の過去が全て明らかになります。あり得ない変装であり得ない依頼を解決していた日々は戻ってくるのか。最後まで見届けて頂けるとうれしいです!