イードが運営するカーライゼーションは、「EV」をテーマに、実際にEVに乗っている102人を対象に、インターネットでのアンケート調査を実施した。
国や自治体では電気自動車(EV)に対して補助金を出すなど、環境への配慮からEVの需要が高まっている。そんななか行われた今回の調査。どんな結果が得られただろうか。
「電気自動車(EV)はいくらしましたか?」という質問には、31.4%にあたる32人が「300〜400万円」と回答し、トップとなった。続いて「400〜500万円」が25.5%となっている。
「現在保有している電気自動車(EV)は何台目ですか?」という問いには、92.2%とほとんどの人が「1台目」と回答。今回のアンケートの回答者の多くは、初めてEVを購入したことがわかる。
「現在保有している電気自動車(EV)のメーカーを記載してください」という項目では、「日産」と記載した人が58.8%と過半数を占めた。2位は「トヨタ」が22.5%。以下テスラ、ホンダと続き、いずれも10%以下と少なくなっている。
「電気自動車(EV)の「月々」のランニングコスト(維持費)はどのくらいですか?」という質問には、27.5%にあたる28人が「3,000〜5,000円」と回答し、最多となった。
続いて「5,000円〜7,000円」が19.6%、「〜3,000円」と「7,000〜10,000円」が並んで17.6%という結果だった。
「電気自動車(EV)の1週間の使用頻度を選択してください」という質問では、23.5%の人が「週2回」と回答して1位に。2位は「週3回」の18.6%となっている。
一方、「週5回」と回答した人が16.7%、「週7回」が13.7%で、使用回数はばらつきが見られた。
「現在保有している電気自動車(EV)は1回の充電でどのくらい走りますか?」という質問には、37.3%の人が「200〜300㎞」と回答して最多だった。続いて「〜200㎞」が28.4%、「300〜400㎞」が23.5%となっている。
「電気自動車(EV)のメリットを記載してください」という問いには、27.5%にあたる28人が「燃費の良さ」と回答し、最多となった。
続いて僅差の25.5%が「音が静か」、22.5%が「家で充電できる手軽さ」と回答。ガソリン車と比べて燃費が非常に良いことや音の静かさ、ガソリンスタンドへ行く必要のない手軽さをメリットと感じる人が多い。
「電気自動車(EV)のデメリットを記載してください」という項目では、「充電場所が少ない」と回答した人が28.4%で1位だった。
充電場所の不足はEVの問題点としてよく取り上げられているが、EVの所有者も実感しているようだ。
「補助金はいくら貰えましたか?」という質問では、全体の48.0%にあたる49人が「〜45万円」と回答した。
EVを購入する場合、国と地方自治体のそれぞれから補助金を貰える可能性がある。また補助金には交付条件があり、貰える金額は人によって異なる。
今回のアンケート回答者は、45万円以下の補助金を貰った人が多いという結果となった。