JR東日本東北本部は、宮城県美里町のふるさと納税返礼品として、キハ110系の検修作業体験を用意したと発表した。仙台車両センター小牛田派出検修庫内での作業を体験できる企画で、6月8日から受付を開始している。
参加者は鉄道車両について資料等で学んだ後、営業列車として運行する前に行う「仕業検査」と床下機器の点検を体験できる。自身が検査体験を行った車両に乗り、別の線路に転線する「構内入換」も車内から見学可能となっている。
実施日は7月8・9日。各日4人を募集する。寄付金額は7万円。参加特典として、点検ハンマーなど当日の体験で使用した点検工具(中古)を持ち帰ることができるほか、当日の日付が入ったメタルプレートをもらえる。体験中、その様子や研修庫内を撮影することも可能。「JRE MALL」ふるさと納税の宮城県美里町ページで受け付ける。