女優の土屋太鳳が6日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023」(SSFF & ASIA)のオープニングセレモニーにオンラインで出席した。
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭であるSSFF & ASIA。オープニングセレモニーにて、WOWOW『アクターズ・ショート・フィルム3』のトークセッションが行われ、同プロジェクトで監督を務めた高良健吾、玉木宏、中川大志、野村萬斎が登壇、土屋はオンラインで参加した。
『アクターズ・ショート・フィルム』は、予算・撮影日数など同条件で5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作し、SSFF & ASIAでグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指すプロジェクト。
土屋は「すごく幸せな時間でした。すごく心強いスタッフさんがそろっていらっしゃって、撮影にも不安がなかったですし、俳優部として踏み込めないキャスティングやロケハンにも参加さえていただいて、非常に勉強になりましたし、スタッフさんへの尊敬の気持ちがより大きくなりました」と語った。
土屋が監督を務めた『Prelude~プレリュード~』には、土屋自身と有村架純が出演している。
有村の役について土屋は「すごく難しい役。人の心に寄り添う子なんだけれど、なんでそれができるかというと、凄惨な過去を持っているから人に寄り添えることができる子なんです」と説明。「ある一瞬で過去を全部表現してもらわないといけないから、全身で役を成り立たせるには、架純ちゃんの力をお借りするしかないと思って、『力を貸してほしい』と言ってオファーさせていただきました」と明かした。