酒のつまみ、ごはんのお供にぴったりの"らっきょう"。そんならっきょうがアフタヌーンティーに姿を変えて登場するとのうわさを聞きつけ、筆者は東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」を訪れた。

  • 「ようけ食べてけ!~鳥取らっきょうグルメフェア 2023~」を5月31日~6月22日の期間限定で開催

同館では5月31日~6月22日の期間限定で、鳥取県のらっきょうを使ったグルメを堪能できる「ようけ食べてけ!~鳥取らっきょうグルメフェア 2023~」を開催。多彩なメニューをそろえた本フェアの中でも、注目したいのが「らっきょうアフタヌーンティー」。

え、らっきょうでヌン活!?と驚いた人もいるではないだろうか。そこで、らっきょう×スイーツがどんな味わいなのかを確かめに、5月31日に開催されたメディア発表会&試食会に行ってみた。

■らっきょうの魅力とは?

鳥取県は、らっきょうの収穫・出荷量ともに日本一(地域特産野菜生産状況調査 令和2年 農林水産省)! 今回はそのらっきょうを使ったグルメフェア「ようけ食べてけ!~鳥取らっきょうグルメフェア2023~」を新橋の鳥取県アンテナショップにて6月22日まで開催している。

今回の発表会には、メディアでも話題の"ダジャレ知事"こと鳥取県の平井伸治知事も登場。らっきょう色をした貴族衣装を身にまとい、お得意のダジャレを交えた挨拶で会場を沸かせた。

その後は、らっきょうの効能について説明。らっきょうは、古くから疲労回復、滋養強壮、強請などの効能があるとされ、漢方薬にも用いられているんだとか。成分アリシンには殺菌効果があるほか、血液の循環をよくする効果が期待できるという。

また、知事自ら「らっきょうアフタヌーンティー」を食べ、「いつも味わうらっきょうとは全く違う味になっていた。ぜひみなさんも」と"新しいヌン活"を推していた。

■ヌン活してみた

ということで、筆者も「らっきょうアフタヌーンティー」(4,000円/2名)をいただいてみよう。

  • 「らっきょうアフタヌーンティー」(4,000円/2名分)

本メニューを考案したのは、料理研究家のきゃらきゃら氏。スイーツとは無縁と思われるらっきょうをそれぞれの風味や特徴を生かし、見た目にも楽しいスイーツを考えたという。その中でも気になるメニューを一部ご紹介。

たまり醤油漬けらっきょうのバスクチーズケーキ

  • たまり醤油漬けらっきょうのバスクチーズケーキ

バスクチーズケーキの中には、みじん切りにした"たまり醤油のらっきょう漬け"が入っており、シャキっとした歯応えが印象的だ。上にかかっているソースにもらっきょう漬けの汁を使用しており、濃厚なチーズケーキに負けない甘酸っぱいらっきょうの味わいを楽しめる。

野菜カレーのらっきょう漬け入りケークサレ

  • (右)野菜カレーのらっきょう漬け入りケークサレ

カレーをスイーツで表現したのがこちら。トマトやズッキーニなど野菜も練り込まれており、これはもはやカレー(笑)! カレー味のケークサレとらっきょうは、もちろん相性抜群だ。

そのほか大人なスイーツ「赤ワイン漬けらっきょうのチョコテリーヌ」や、さっぱりとした味わいが特徴の「キウイのオープンサンド」に加え、鳥取県産100%の国産紅茶「大山町産紅茶」も楽しめる。スイーツ×らっきょうは、これまでは知らなかった新たな世界を見せてくれるにちがいない。

  • (左から)赤ワイン漬けらっきょうのチョコテリーヌ、キウイのオープンサンド

■多彩ならっきょうグルメ

本フェアではアフタヌーンティー以外にも、大山ハーブ鶏の唐揚げをらっきょう酢ベースの特製南蛮酢に和え、らっきょうタルタルソースをのせた「らっきょう鶏南蛮」(1,500円)や、シャキシャキとした食感がアクセントの「らっきょうポテトサラダ」(600円)、口いっぱいにらっきょうの香りと味わいが広がる「らっきょうサワー(ソーダ)」(500円)など、バラエティに富んだメニューがそろう。

グルメフェアの期間は、6月22日まで。ぜひ斬新な料理の数々をあなたも味わってみてはいかがだろうか?

■Information
「ようけ食べてけ!~鳥取らっきょうグルメフェア2023」
【開催期間】5月31日~6月22日
【開催場所】鳥取県アンテナショップ2階 ビストロ・カフェ「ももてなし家」
(東京都港区新橋一丁目11番7号 新橋センタープレイス)