結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』の「グランプリファイナル」が20日、東京・台場のフジテレビから同局系で生放送され、ギャロップが初代王者に輝いた。

  • 『THE SECOND』初代王者に決まったギャロップ (C)フジテレビ

『M-1グランプリ』への参加資格を失った漫才師たちの“セカンドチャンス”として、今回初開催となった同大会。世間的に知られていない漫才師からテレビで人気の売れっ子まで133組がエントリーした。

ギャロップは、2月の選考会、3月の「開幕戦ノックアウトステージ32→16」、4月の「ノックアウトステージ16→8」を経て、「グランプリファイナル」では、一回戦でテンダラー、準決勝で囲碁将棋、決勝でマシンガンズに勝利とトーナメントを3回勝ち抜き見事優勝。賞金1,000万円と“初代王者”の称号を勝ち取った。

毛利大亮は「ありがとうございます。本当に3本(ネタが)できてよかったです。劇場出番が最近少なかったんですよ、漫才やりたいのに。これ獲ったら出番増えるでしょう!」とコメント。林健は「M-1のときは松本さんにハゲてないって言われたけど、今日は最初からハゲと言われた。それだけでもここに来られて良かった」と笑いを誘った。そして最後に「くすぶってる皆、夢めちゃくちゃあるよ!」と林が叫び、番組を締めくくった。