KING OF JMKは5月15日、「上毛かるたに関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月8日~11日、20歳以上の群馬県在住者783名(各性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • 上毛かるたで遊んだ経験

    上毛かるたで遊んだ経験

「上毛かるた(じょうもうかるた)」は、1947年に発行された群馬を代表する郷土かるた。全44枚あり、群馬県の名所旧跡や輩出した人を札としている。「上毛」とは群馬県の古称。

「あなたは幼少期を含め、これまでに『上毛かるた』で遊んだ、または競技をした経験がありますか?」と質問したところ、68.2%が「たくさん経験がある」または「ある程度経験がある」と回答。その割合は、小学校時代も県内在住だった人に限定すると82.9%にのぼり、年代別による差もあまりなかったことから、群馬県内に上毛かるたが広く定着していることがうかがえる結果に。

  • 『上毛かるた』は群馬が誇るべき文化?

    『上毛かるた』は群馬が誇るべき文化?

続いて、「『上毛かるた』は、群馬が誇るべき文化だと思いますか?」と聞いたところ、74.9%が「絶対そう思う」または「そう思う」と回答。

しかし、この割合を年代ごとに見てみると、50代は84.0%と高いものの年代が若くなるにつれ減少し、20代では65.6%という結果に。また、小学校時代も県内在住だった人に回答者を絞ると、50代では90.3%と9割を超えたのに対し、20代は66.5%と、やはり『上毛かるた』に関する文化的価値については世代によって認識が異なることがわかった。