岐阜武は5月15日、「男性のトイレ事情に関する調査」の結果を発表した。調査は4月12日~14日、全国の20~50代男性500名を対象にインターネットで行われた。

  • 外出先でトイレを借りる場所

    外出先でトイレを借りる場所

まず、外出先で急にトイレに行きたくなった際に、どこに立ち寄るのか聞いたところ、「コンビニ」(35.8%)、「スーパー」(20.8%)、「駅」(16.0%)が上位に。一日にトイレに行く回数は、20代は「5.4回」、50代は「7.1回」と年代が上がるにつれて多くなる傾向にあり、全体の平均は「6.4回」という結果に。

また、トイレによる嫌な経験を聞いたところ、「我慢の限界で脂汗をかいた」(60.5%)がダントツの1位に。次いで「トイレ探しで多くの時間を費やしてしまった」(36.4%)、「見たかったテレビのシーンを見逃した」(23.6%)と続いた。

  • スマホや財布をトイレに落としてしまった後

    スマホや財布をトイレに落としてしまった後

次に、トイレトラブルを教えてもらったところ、「用を足した後のちょい漏れ」(37.0%)、「間に合わなかった」(35.8%)、「悪臭がする」(35.8%)が上位に。具体的には、「前の人でトイレが詰まったことがあって、自分が店員さん言うことになった」「トイレの取り合いで喧嘩が起こった」「自宅まで我慢して辿り着いたものの、玄関で緊張の糸が切れた」「和式トイレでしゃがんでる時に、ポケットから財布が便器の中に落ちた」「トイレの壁に穴があって、見ると隣の個室の人の顔が見えた」といったエピソードが。

また、約6人に1人(16.2%)はスマホや財布をトイレに落としてしまった経験があり、その後、どうしたのかについては、「拾って元通り使った」(53.1%)が半数を超え、「拾わなかった」(2.5%)という人も一定数いることが分かった。

  • シミに気付いた経験

    シミに気付いた経験

次に、用を足した後に、少し出た尿で下着やズボンを濡らしてしまった経験があるかと聞いたところ、49.8%が「ある」と回答。20代でも3人に1人以上(34.4%)が経験しており、男性にとっては日常的に起こっているトラブルのひとつと言えそう。

一方で、シミがバレてしまった自覚がある人は2割ほどであり、多くの人がバレていないと思っているよう。しかしながら、「トイレ後にズボンを濡らしてしまった人を見かけたことがある」という人は約4割となり、自分が思っている以上にシミをつけてしまうとバレる可能性が高いことが伺えた。

また、約7割の人が“うっかりシミ”対策をしていることが明らかに。特に、「しっかり振るようにしている」(64.2%)、「しっかり絞り出すようにしている」(58.7%)という人が多く、うっかりシミをつけた際には、「手洗いで水が飛び散ったふうを装う」「飲み物をこぼしたことにする」などしてごまかす人も目立った。