女優の高畑充希、俳優の田中圭がW主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『unknown(アンノウン)』(毎週火曜21:00~)第4話がきょう9日に放送される。
ドラマオリジナルの同作は、週刊誌のエース記者でその正体は吸血鬼という闇原こころ(高畑)と、交番勤務の熱き警察官ながら想像を絶する秘密を抱える朝田虎松(田中)という、秘密を打ち明ける勇気が出ず結婚に踏み切ることができずにいた2人が、“遺体から血を抜く”猟奇的な連続殺人事件に巻き込まれていくラブサスペンス。
虎松の父親が殺人犯だという壮絶な秘密を知ってしまったこころは中学生の頃に父親が殺人を犯した場面を目撃してしまった虎松を想像し、胸を締め付けられるような思いに。虎松の過去を知る先輩警察官・世々塚幸雄(小手伸也)に相談したり、ニュースキャスターの母・伊織(麻生久美子)に事件当時のことを教えてもらおうと実家に帰ったりと、20年前の一家惨殺事件について調べ始める。
一方秘密を知られたと思ってもいない虎松もまた、こころを失う恐怖に苛まれながらも打ち明ける決意を固める。そんな中、遺体から血を抜かれる連続殺人の謎が一歩前進。虎松とコンビを組んで捜査にあたっている刑事・闇原漣(井上祐貴)が、吸血鬼の落書きと謎の数字「413」について、これは殺害予告の日にちではないかと主張する。さらに、漣は虎松に「あなたの父親の事件も解決したとは思っていない」と意味深なことを言い始める。
また、ひょうひょうとしてつかみどころのないこころの相棒カメラマン・加賀美圭介(町田啓太)が、第4話でついに動く。自分を庇って刺され、仕事を休んでいる加賀美を心配したこころが、お見舞いで彼の自宅へ。熱でうなされる加賀美を看病しようとするこころだが、ついいつものように悩みを相談し始めてしまう。いつも支えてくれる加賀美の存在の大きさを実感し、“私は甘えてばかりだ”と、感謝の気持ちでいっぱいになるこころ。しかし「ありがとう」という言葉を聞いた加賀美は、突然荒々しくこころを引き寄せる。
そんな第4話には、加賀美の代打でやってくるこころの元相棒・座山道男役で志尊淳がカメオ友情出演。久しぶりにこころと張り込みをすることになる座山は、いっさい空気が読めないうえに、超ポンコツという“クソカメラマン”で……?