旅行・体験予約プラットフォームのKlookは4月27日、「海外旅行に関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月13日〜20日、国内のKlookユーザー1,858人を対象に行われたもの。
まず、5月8日より新型コロナが季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行され、日本入国時のワクチン接種証明・陰性証明提示といった水際対策が撤廃される事により、海外旅行意欲は高まるか聞いてみた。すると、91.5%が「はい」と回答した。
そのうち2023年中に海外旅行を計画したいと思っている人は、91.3%にのぼる。どこの国に行きたいか尋ねると、1位「韓国」(48.8%)、2位「台湾」(36.7%)、3位「タイ」(29.3%)、4位「ハワイ」(19.3%)、5位「シンガポール」(16.0%)となった。
次に、海外旅行を計画したくないと回答した人に、その理由を聞いてみた。すると、6割以上が「費用面での不安(物価高・円安など)」と回答して1位となり、2位に「新型コロナウイルスに感染するのが怖い」、3位に「国内旅行で満足」が続いた。
2022年以降、海外旅行に何回行ったか尋ねると、44.8%が「0回」と回答した。一方で、すでに海外旅行に行っている人が過半数となり、複数回行っている人は3割近くに上る事も分かった。
2022年以降に訪れたことのある国については、1位「韓国」(45.6%)、2位「タイ」(26.9%)、3位「台湾」(14.3%)、4位「シンガポール」(14.0%)、5位「ベトナム」(12.3%)となった。
海外旅行の行き先選びがコロナ前と現在で変わったか聞いてみると、27.3%が「変わった」、72.7%が「変わらない」と回答した。
「変わった」と答えた人に、コロナ前に比べてより重要になったポイントを尋ねてみた。すると、「現地費や渡航費など、費用が抑えられる」が62.1%で最多となった。
海外旅行において、Klookに期待できるポイントについて尋ねたところ、93.4%が「お得な料金設定・クーポン配布」と回答した。