JR九州は、「平成29年7月九州北部豪雨」で被災した日田彦山線添田~夜明・日田間を新たにつなげる日田彦山線BRT「BRTひこぼしライン」の開業予定日を8月28日に決定したと発表した。

  • 「BRTひこぼしライン」ポスターイメージ(JR九州提供)

  • 「BRTひこぼしライン」開業区間(JR九州提供)

  • 「BRTひこぼしライン」に設置されるBRT駅(JR九州提供)

「BRTひこぼしライン」は日田彦山線添田~夜明・日田間をBRT(バス高速輸送システム)で復旧する交通機関。彦山~宝珠山間の線路敷地を専用道に整備するとともに、添田~彦山間と宝珠山~日田間については一般道を走行する。学校・病院など生活に密着したエリアにBRT駅を設けることで利便性の向上を図る。

「やさしい交通機関」をめざし、導入車両すべてにノンステップバスを採用。小型電気バス4台と中型ディーゼルバス2台を導入し、電気バスは災害時の非常用電源としての活用等により、地域への貢献をめざすとのこと。なお、開業予定日の8月28日は、道路運送法にもとづくBRT専用道の検査と認可に合格することを前提としている。