中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう18日に放送。ゲストに、槙野智章、西野七瀬、木村柾哉(INI)、高塚大夢(INI)が出演する。

  • オモウマい居酒屋店主=中京テレビ提供

山梨県甲府市のオモウマい居酒屋は、おつまみからご飯もの、ラーメンまで、90種もの定番メニューが用意されている夜の居酒屋営業がメインだが、定食を中心に10種程度のメニューを提供しているランチタイムも盛況で、多くのビジネスパーソンで賑わっている。中でも人気なのが、1日限定5食(+α)、コーヒー付きの「日替わり定食」。メインディッシュとなるのは、国産豚ひき肉と絹豆腐を使った肉団子(8個)や、2種類のルーをブレンドした鶏ひき肉カレー、自家製の焼き鳥のタレをつける鶏つくね、炭火で焼いた鯖の塩焼きなど、多彩なバリエーションが心と胃袋をつかんでいる。しかも価格は、破格の500円。もちろん日替わりだけでなく、9個もの唐揚げを盛り付けた「唐揚げ定食」(825円、コーヒー付き)といった、レギュラーメニューも好評だ。

さらに驚きなのは、ワイルドなライスの量。普通盛りを頼んでも、現れるのはまるで漫画のようにこんもりとお茶碗に盛られたごはん。通常の定食なら実にしゃもじ10杯分、ご飯の上に並々とルーが注がれるカレーの場合なら約4合という壮絶なボリュームで、食べきれない客は、最初から少なめサイズ(通常のご飯の量)を頼むこともできる。

40代の店主は、調理をたった1人でこなし、ほぼ半日厨房に立ち続け、さらには2歳の男の子を育てる親ということもあり、目が回るような多忙な生活を送っている。そのせいか、どうしても朝が起きられずに寝坊してしまうことも…。

「やっちまったよ!」と焦る店主。昼12時の開店が先か、それとも米が炊けるのが先か……そんな綱渡りな状況に陥ることもときにはあるが、常に心を込めて調理に臨む。そんな店主の腕と人柄には多くのファンが付いており、2日に1回は店を訪ねるという常連も。

店主は、これまで店の取材依頼をすべて断ってきたというが、今回取材を引き受けた理由は、亡き父とのある思い出にあった…。