嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で、足利義昭役を演じている古田新太が、役作りや松本との共演などについて語った。

  • 足利義昭役の古田新太

第62作大河ドラマとなる本作は、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。主人公・徳川家康を松本潤が演じ、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『リーガル・ハイ』、『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手がけている。

古田が演じる足利義昭は、徳川家康が初めて京に上った時に、謁見した室町幕府15代将軍。将来、自分が将軍になるとは微塵も思っていない三河の田舎大名・家康にとって、遥か雲の上の人、異次元の人物。明智光秀を介して織田信長と通ずるが、のちに2人は袂を分かつ。

――出演発表時、足利義昭について「ダメな人だったんだろうと思います。嫌な感じの人が演じられたら」とコメントされていましたが、改めて、足利義昭をどのような人物と捉えて演じられましたか。

誰が見ても感じ悪く思われるようにと思っていました。(第13回の家康との初対面シーンでは)監督から「もっと酔っ払って」と言われていたのですが、あの扮装で千鳥足は難しかったです。

――(白塗りが特徴的な)扮装やヘアメイクについてはいかがですか。

衣裳さんとヘアメイクさんは楽しそうでしたが、おいらは客観的に見えないので、いつもと変わらず。TVを観ている人にも楽しんでいただけたら幸いです。

――出演発表時、「共演が楽しみなキャストは」という問いで「MJ との共演が楽しみ」とコメントされていました。松本潤さん演じる徳川家康との初対面シーンはいかがでしたか。

MJはすごく喜んでいました、おいらも楽しみました。第13回の対面シーンも、なんかたっぷりな芝居をしていたので格好いいなと思いました。一緒に飲んでいる時と全然違います。

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