歌舞伎町一丁目に4月14日、国内最大級のホテル×エンターテインメント施設からなる「東急歌舞伎町タワー」がグランドオープンした。開業に先立ち、施設の外に設けられたKABUKICHO TOWER STAGEにて、テープカットセレモニーが行われた。
東急および東急レクリエーションが開発を進めてきた東急歌舞伎町タワーは、地上48階・地下5階建て、高さ約225メートルの超高層ビル。「好きを極める」をコンセプトに、映画館や劇場、ライブホール、レストラン、ホテルなどを有する国内最大級のホテル×エンタメ施設複合タワーとして、新宿歌舞伎町の新宿TOKYU MILANOとグリーンプラザ新宿の跡地に誕生した。
「以前ここにありました新宿TOKYU MILANOとグリーンプラザ新宿、その建替えプロジェクトは2019年8月より着工し、その間にはコロナ禍に見舞われるなど、さまざまなことがありましたが、スタッフ関係者一同、熱い想いを失うことなく今日の日を迎えられました」と、開会のあいさつを述べた東急株式会社 取締役社長の高橋和夫さん。
新宿ミラノ座の名前を引き継いだ「THEATER MILANO-Za」を始め、今までに体験したことのないような映画館を楽しめるというしつらえの「109シネマズプレミアム新宿」、ナイトタイムのエンターテインメントとしてZEROTOKYOが地下1階に、また5月には圧倒的眺望を誇るラグジュアリーな「BELLUSTAR TOKYO」と、エンタメの高揚感"に包まれる「HOTEL GROOVE SHINJUKU」という2つのホテルもオープンする。
さらに開業にあわせて、成田空港と羽田空港から歌舞伎町へダイレクトにつながる空港連絡バスルートが新設。羽田空港からは35分程度、成田空港は1時間30分程度で、乗り換えなしでアクセスできるため、「世界的にも競争力のあるエンタメ施設になる」と自負する。
“好きを極める”のコンセプトの通り、好きなエンタメを体験し一日中滞在できる、歌舞伎町の新たなランドマークとして、新宿にこれまで以上の賑わい創出を目指している。