ソニー損害保険は4月6日、「3歳未満児の子育て家庭のカーライフ実態調査」の結果を発表した。調査は2月17日~21日、3歳未満の子を持ち、自身または配偶者が月に1回以上自家用車を運転している18~49歳の既婚男女各500名を対象に、Webで行われた。
調査によると、第一子の妊娠・誕生を機に「車を購入した」人は41.6%。内訳は、「購入した(妊娠・誕生前は持っていなかった)」が17.3%、「買替えをした」が22.2%、「買増しをした」は2.1%で、「購入していない(以前からある車に乗っている)」は58.4%という結果に。
居住地別にみると、「購入した(妊娠・誕生前は持っていなかった)」人は都市部では30.5%と、地方(14.5%)と比べて16.0ポイント高く、都市部には、子どもの誕生をきっかけとしてはじめてマイカーを持つようになった家庭が多いことがうかがえた。
次に、第一子の妊娠・誕生を機に購入した車の車名を教えてもらったところ、1位「N-BOX(ホンダ)」(30名)、2位「ヴォクシー(トヨタ)」「セレナ(日産)」(いずれも26名)、4位「タント(ダイハツ)」(20名)、5位「アルファード(トヨタ)」(19名)と、スライドドアが搭載された車や車内空間の広い車が上位に。
また、車を買替えた人が“買替える前に乗っていた”車の名称は、「プリウス(トヨタ)」(12名)が1位に。次いで、「N-BOX(ホンダ)」(10名)、「ムーヴ(ダイハツ)」「ラパン(スズキ)」(いずれも8名)など、コンパクトカーや軽自動車が上位にランクインした。
続いて、車選びで重視した点を教えてもらったところ、第一子の妊娠・誕生の前に乗っていた車は、「燃費がいい」(27.1%)、「外装のデザインがいい」(25.6%)、「価格が手ごろ」(25.0%)、「乗り心地がいい」(20.2%)、「小回りが利く」(18.1%)が上位に。
一方、第一子の妊娠・誕生を機に購入した車は、「子どもを乗せ降ろししやすい」(40.1%)が最も高く、次いで「ベビーカー・荷物を積み降ろししやすい」(34.9%)、「チャイルドシートが取り付けやすい」(30.3%)と、子どもに関連するものが上位にランクインした。