公益創造センターは4月18日、スタイリッシュな筒型フレームデザインに極太タイヤを装着した電動アシスト自転車「キックウェイ(Kickwey)」を発売する。
販売するのは、スタンダードなアシスト自転車タイプの「KW20-S」と、大型ヘッドライト、油圧サスペンションなどバイクに近いスタイルの「KW20-G」の2タイプ。いずれも国の電動アシスト自転車の基準に適合し、免許なしで公道を走行できる。
48Vでヨーロッパ基準(250W)を上回る定格出力500Wまたは1000Wのパワフルブラシレスモーターを搭載した。SHIMANO製の7段変速ギアの切り替えとパワーアシストで、きつい坂道でも軽快な走行が可能。またモーターによるアシスト機能は、法律の規定によりスピードが上がるにつれて弱くなるが、7段変速ギアがあれば高速走行でも軽い力で進むことができる。
前輪、後輪ともに車やバイクに使われる油圧ディスクブレーキ(KW20-Sは機械式)を採用。ブレーキパッドがディスクを噛む面積が大きいため、軽い力で大きな制動力が働き、急な下り坂や雨天でもしっかり減速できる。
本体フレームに収納されたリチウムイオンバッテリーは、15~20Ahの大容量なので、1回の充電で80~100km走行可能。週に1回の充電で毎日10km走行できる。
バッテリーは、自転車本体から抜き出して単体で持ち運べる。電源があればどこでも充電が可能。本体フレームには軽くて丈夫なアルミニウム合金を採用した。総耐荷重120Kgで、走りやすさと耐久性を両立している。
タイヤはクッション性と安定性があるタイヤ径20インチ、幅4インチのファットタイヤ。段差の乗り越えや泥や雪、砂利などの悪路でもそのまま走ることができる。
マウンテンバイクと同様に、前後のタイヤにフルサスペンションを搭載した。フロントフォークには油圧サスペンションを内蔵しており(KW20-G)、地面からの衝撃を緩和し、段差やでこぼこ道でも快適に走行できる。
ハンドル中央には、走行速度、走行距離、ギア、バッテリー残量、エラーコードを表示する液晶ディスプレーを設置した。
高輝度LEDヘッドライトは、バッテリー直結で停止時でも点灯する。テールライトは自動車と同じようにブレーキと連動しており、夜間の常時点灯とブレーキランプの2つの機能を持っている。
価格は「KW20-S」は16万8,000円~、「KW20-G」は18万8,000円~。