女優の南沙良が主演を務めるABEMA・MIRRORLIAR FILMSオリジナル短編映画『恋と知った日』が、22日(20:00~)からABEMAで独占配信される。

  • ABEMA・MIRRORLIAR FILMSオリジナル短編映画『恋と知った日』 (C)2021 MIRRORLIAR FILMS PROJECT

同作は、ABEMAと山田孝之らがプロデューサーを務める短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」が初めてタッグを組み、クリエイター・井樫彩氏が原案と監督を務めたオリジナル短編映画。主演の南をはじめ、板垣瑞生、毎熊克哉らが出演するほか、「MIRRORLIAR FILMS」のプロジェクト発起人でもある山田もカメオ出演する。

恋人のいない大学2年生の吉乃渚(南)は、「たくさん人が住んでいる街で、このまま自分だけひとりぼっちなのではないか」と不安な気持ちを抱え、マッチングアプリで手当たり次第に相手を探すもなかなか出会えず、恋を諦めかけていた。そしてマッチングアプリはこれで最後にしようと決めた日に、同い年の大学生、長谷川啓太郎(板垣)に出会い、気がつくと自分の生活に彼が溶け込み一緒に暮らすようになる。

また、22日に東京・表参道ヒルズのスペース オーで行われる「第1回ミラーライアーフィルムズ・フェスティバル」で、特別先行上映のほか南と井樫監督によるトークセッションを行うプレミアイベントも開催される。

コメントは以下の通り。

■南沙良
オファーを受けた時、MIRRORLIAR FILMSにまた携われること、とても嬉しく思いました。愛は許すことだと、どこかで読んだことがあるのですが、台本を読んで、愛のことは分かりませんが、恋は許さないことなのかもしれないな、と感じました。今作は、「繊細な恋心を描いた、儚いラブストーリー」で1粒1000円の小さなチョコが口の中で一瞬で溶けてしまった時はあまりにも儚かったです。また井樫監督の作品を以前から拝見していて、いつかご一緒させていただけたらと思っていたので、今回ご一緒できて率直に嬉しかったです。

■板垣瑞生
長谷川啓太朗役を演じました板垣瑞生です。人の出会いや別れは依存でも、言葉でも説明しきれないこと。人が出会って一緒にいてしまうこと、それが必要なのか不必要なのかを考えさせられました。南さん演じる吉乃渚と啓太朗はお互い自分の知らない顔を持っており、当たり前に生活してるにも関わらず、そんなことも軽々しく超えて一緒にいたいと思ってしまう。今、誰かとの出会い方が変わってきた世の中でどう人を愛して生きていくのかが伝わるような素敵な作品となっております。ぜひご覧ください。

■山田孝之
南さんとは、映画『ゾッキ』、短編映画『沙良ちゃんの休日』でもご一緒させて頂きましたが、俳優としての共作は初めてだったので短くも嬉しい時間でした。とはいえ、役設定的に共演時間が短い上に、ほとんど相手の目を見ずに芝居をしていたので、次回ご一緒できる際はお互いの役を深く知れる設定に期待しています。頼むぜ! 井樫監督!

■毎熊克哉
井樫監督のチームとは約6年ぶり。お互いに年を重ね、また笑顔で再会できたのが嬉しかったです。僕は主人公の渚が"寄り道"した先で出会う男で、ちょっと大人の香りがする役どころ。初めて共演させていただいた南沙良さんは澄んだ瞳の持ち主で、彼女を前に「自分はもうおじさんなんだな」と実感しつつ、ただ向き合うことを大事に演じました。良いシーンになってると思います! お楽しみに。

■井樫彩監督
「オリジナルで恋愛映画を」とのお話をいただき、今までの恋愛や現在までをも考え直す作業となりました。今回の作品では恋愛のみならず、誰かを好きになるという「切なさと愛おしさ」というようなことを描いています。主演の南沙良さんを始めとして、素敵なキャストの皆さん、同世代のスタッフ陣とこの作品を作ることが出来て本当に嬉しいです。過去の恋愛を懐かしんだり、今の恋愛を見つめ直したり、どんな形であれこの作品が届きますよう願っています。ぜひご覧ください。