リンクスホールディングスは3月30日、「職場(現職)での身だしなみ規定」に関する調査結果を発表した。調査は1月27日~27日、現役で働く23歳以上の男性295名を対象にインターネットで行われた。

  • 職場でヒゲを生やすことが禁止されていますか?

    職場でヒゲを生やすことが禁止されていますか?

職場においてヒゲの有無などの「身だしなみ規定」があるかを尋ねたところ、38%が「身だしなみの明確な規定はないがなんとなく存在している」(26%)、「明確に規定がある」(12%)と回答。

続いて「職場でヒゲを生やすことが禁止されていますか?」と質問したところ、「禁止されていない」(56%)が半数以上を占め、次いで「禁止されているか分からないが、生やしている人はいない」が21%、「禁止されているか分からないが、生やしている人はいる」が12%、「生やすことは禁止されている」が11%という結果に。明確な身だしなみ規定がない8割の職場のうち2割は、規定はないがなんとなく暗黙の了解として存在しているよう。

  • どこまでならヒゲを生やしてもいい?

    どこまでならヒゲを生やしてもいい?

次に、「職場でヒゲが禁止されていないまたは分からないが生やしている人もいる」と回答した人に対し、「職場(現職)ではどこまでならヒゲを生やしてもいいですか?」と聞いてみたところ、「あご+鼻下+もみあげ」が57%と、ほぼすべての部位のヒゲの有無を禁止していない職場が大半であることが明らかに。

生やしてもいいヒゲのスタイルを職種別にみると、「販売・サービス職(飲食店)」の職種では「あご」のみが100%(3人中3人)と、厳しい制限があるよう。次いで「専門職(コンサル・税理士・医療系含む)」が「あご」の回答が36%とヒゲを生やすことが厳しい職種という結果に。

一方、制限が緩い職種は、「公務員」の「あご+鼻下+もみあげ」(58%)。次いで、「あご+鼻下+もみあげ」の回答の割合が高い職種は「技術・製造業」(29%)、「経理・事務」(27%)で、接客業務が少ない職種で緩い傾向に。また、営業職では突出した項目はなく、全体的に均等にバラけた結果に。清潔感があれば、ある程度ヒゲは許される職種に変化してきていることが伺えた。

  • ヒゲを生やした経験は?

    ヒゲを生やした経験は?

続いて、「職場でヒゲが禁止されていない」または「分からないが生やしている人もいる」と回答した人に「職場(現職)でヒゲを生やした経験はありますか?」と尋ねたところ、80%が「ない」と回答。理由を聞くと、「ヒゲが似合わない」(50%)や「清潔感に欠ける」(48%)という声が多数。

一方、「ある」と回答した人は20%。ヒゲを生やす理由を聞くと、「ヒゲを剃るのが面倒」(43%)、「ヒゲが似合う(オシャレの一環として)」(35%)と回答した人が多かった。