タレントの伊集院光が、18日に開催されたフジテレビのトークイベント『久保みねヒャダこじらせオンラインライブ#24』にゲスト出演し、月曜レギュラーを務める同局系お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』の魅力を出演者視点で語った。

  • 伊集院光

漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽クリエイターのヒャダインによる同イベントで、今回は久保が「一番来たかったところ」という『ぽかぽか』のスタジオから生配信を実施。

3人が本家同様、チャラン・ポ・ランタンのテーマソングに乗ってステージに登場し、細かいこだわりが感じられるスタジオセットを物色したほか、お父さんが子供の前でプレッシャーのあまり手が震えまくる「今世紀で一番面白いテレビ画面」(久保)というゲーム企画“麻雀牌手積みチャレンジ”などに挑みつつ、雨天の中で集まってきた外観覧の人々に「何者か分からなくてごめんなさい」(能町)と恐縮した。

そして、後半に『ぽかぽか』月曜レギュラーの伊集院が登場。かつて『笑っていいとも!』にも出演していた伊集院は「『いいとも』のレギュラーのときに、これぐらいの感じで立ち向かいたかったなと。『いいとも』はめちゃくちゃ力入りすぎて、森公美(子)さんと石塚(英彦)さんと俺が、3人で踊って出てくるんだけど、そんなの引き受けちゃダメじゃん(笑)。でも『いいとも』で言われたことだから、ちゃんと踊らなきゃと思って、早めに入って練習してたんだけど、それは間違ってたなと思う。今はいい意味で、“とりあえず楽しくやろう”ってできる」と、スタンスが大きく違うのだという。

このように、いい意味で力の抜けた番組の姿勢は、MCのハライチにも感じるそうで、「あの若さでちゃんと“分かんない”って言える。普通ゲストが来て分からないことがあったり、進行がグダグダになっちゃったときに、“上手くいってない”って言うのは実はすごく勇気がいることなんだけど、澤部(佑)くんは『思った感じになってない!』って言うので、あれを見てると頼もしいな」と感心した。

ほかにも、同じ月曜レギュラー・白河れい(貴乃花・河野景子の娘)の「物怖じしない才能」、夏場の直射日光や突然凶暴化する観覧客の心配、神回だった林家三平の「ぽいぽいトーク」、善人が焦りだす「お母さんありがとうラップバトル」、他番組で目撃した峰竜太の驚異の生放送スキルといった話題を展開。

さらに、『伊集院光の日曜日の秘密基地』(TBSラジオ)に先日亡くなった大江健三郎さんが出演した際の貴重な裏話や、各局のラジオ番組に出演する理由など濃密なトークを繰り広げ、久保みねヒャダと4人で「好きなプチ自暴自棄ベスト3」も発表した。

今回のライブの模様は、4月2日23時59分まで追っかけ再生が可能で、チケットは同日18時まで販売。そして、放送可能な部分のみ編集し、地上波フジテレビで4月29日(26:45~)に放送。後日、同局の動画配信サービス・FODで配信される。

次回のライブは、4月23日に開催。昼公演はゲストなしの会場限定3人トーク、夜公演は岡村靖幸をゲストに迎え、有観客とオンライン配信で開催される。

(C)フジテレビジョン