コネヒトは3月24日、「年収の壁についてのアンケート」の結果を発表した。調査は3月11日〜12日、コネヒト社のサービスを利用する働く女性を対象にインターネットで行われ、1,553件の有効回答を得た。

  • 扶養内で働き続けたい理由

    扶養内で働き続けたい理由

現在扶養内で働いている女性のうち、「今後も扶養内で働きたい」と答えた割合は64.7%。理由を聞くと、「税金や社会保険料を払わなくていいから」(70.9%)、「時間や体力など負担のかからない働き方をしたい」(68.5%)、「家族と家事育児分担をするのが難しいから」(65.5%)が上位に。

回答者から寄せられたコメントをみると、「中途半端に働きすぎると損、損しない働き方をすると家庭との両立が難しくなる。家計は苦しいけれど年収100万円以下の扶養内で働きたい」、「夫の仕事がどうしても遅くなるため、私が保育園の迎えや体調不良の対応を担わないといけない。それを考えるとやはり今は扶養内で働くことがベスト」、「夫は在宅勤務もたまにあるが仕事量が多く、親族も遠くに住んでいるため、私がたいてい全てこなさなくてはいけない。お金は確かに欲しいが、扶養外で働くとなるとキャパオーバー」など、年収の壁を意識して働き損にならないようにしているのと同時に、家事育児分担に課題があることがうかがえた。