JR東日本は24日、特急「成田エクスプレス」(E259系)の車両デザインをリニューアルすると発表した。「新生E259系としての進化」をコンセプトに、4月以降、順次変更するとのこと。

  • リニューアルイメージ(前面) (JR東日本提供)

特急「成田エクスプレス」は1991年に運行開始し、首都圏主要駅と成田空港を結ぶ空港アクセス特急として活躍してきた。現在は空港アクセス特急としての役割に加え、通勤やレジャーなどでも使用されており、時代とともに利用目的が多様化している。

車両はデビュー当時の253系から始まり、現行のE259系も含めて、「N’EX」としての車両デザインで長く親しまれてきた。車両デザインのリニューアルにともない、「新生E259系としての進化」をコンセプトに、「N’EX」が創り上げた空港アクセス特急のイメージを継承しつつ、シルバー基調のカラーを先頭車両の前面・側面に取り入れた。

  • リニューアルイメージ(側面) (JR東日本提供)

「成田エクスプレス」で利用されるさまざまな場面や、移り変わる沿線地域の風景を車両デザインに映し込むことにより、「空港アクセス特急に限らない多様化した利用目的に合わせた都市間輸送特急」として、「時代の変化に対応し持続して進化を遂げる」ことを表現している。