『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』(3月31日公開)の公開直前! 横浜凱旋イベントが23日に神奈川県で行われ、広瀬すず、櫻井翔、江口洋介が登場した。
同作は2021年4月期に放送された日本テレビ系連続ドラマの映画化作。天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ(広瀬すず)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真(櫻井翔)が、探偵事務所「ネメシス」に集まる様々な依頼に挑んでいく。
同作が横浜で撮影されたということで、キャスト陣が凱旋し、SNSで選ばれたファン12人とバスツアーを行うことに。ネメシスの新事務所である横浜ベイホール、それから万国橋、カップヌードルミュージアム、そして旧事務所のBarBarBarをめぐることとなった。横浜ベイホールで出発式を行った3人だが、あいにくの雨で櫻井と広瀬は相合傘状態になりながら記念撮影をした。
横浜での撮影の思い出を聞かれると、櫻井は「『嵐にしやがれ』で紹介したホテルのシーフードドリアが食べたくて、行ったんですよ。撮影の時は上下スウェットみたいな格好でいるから迷ったんだけど、覗いて見たら、番組で紹介したのもあってホテルの方が『こちらへ』って、王子様が食べるみたいな部屋に案内してくれて。上下スウェットで、ホテルの雰囲気を損ねると思って『すいませんね』と言って食べました」と述懐した。
また、それぞれの素敵なところについて聞かれると、櫻井は広瀬のことを「ナチュラルで飾らなくて、素敵だなと思ってます。ずーっと」と称える。江口は「『昨日、ちょっとボクシングやってきたんですよ』とか言ってて、そういうふうに見えないじゃない。でもすごい活動的で、今回はそれをアクションで表現するシーンがあるから、すずちゃんのファンはびっくりするんじゃないかな。回し蹴りとかすごいんですよ」と期待を煽り、広瀬も「キックだけとかはあるんですけど、ここまでガッツリやるのは初めてでした」と語った。
江口については「フランクに付き合える」(櫻井)、「すべてが自然体」(広瀬)と役者としての後輩たちからも話しかけやすい雰囲気だったと感謝の言葉が飛び出す。櫻井に対しては、江口が「すごく忙しいんだろうけど、いろんなことをやってる。撮影の後『ニュースですよ』『がんばってね』と別れ、けっこう夜までやってたんだろうなと思うけど、次の日は朝から新聞を読んでる。経済新聞からスポーツ新聞からお父さんのように。常に不満もなく、なかなかできることじゃない」と感心。広瀬が「いっぱいある。まず頭の回転の速さ」と指折り数え、「自分にないものもあるし、刺激になるものもあるんですけど、子供の頃からずっと見てたのに、何も変わらない感じがすごい人間力だなと思って。比嘉愛未さんと『出来すぎてるくらいすごいいい人だよね』って会話をしてました」と明かすと、櫻井は「いえいえ」と照れた様子を見せていた。