「しゃけを(北海道標津町)」は3月21日、「未利用魚を活用したプロジェクト」開始を発表した。
漁師集団波心会(はっしんかい)と協力する本取り組みは、おいしい出汁の出る高級魚「かじか」が未利用魚※と知り、どうにかしたい考えたことがプロジェクトのきっかけ。
※サイズや形が悪かったり傷がついていたり、知名度や調理の手間などを理由に市場で人気がなかったり、出荷するだけの水揚げ量がないなどの理由で、非食用に回されたり市場で価値がつかず出回らない魚
プロジェクトでは、「かじか」、北海道標津町「鮭節」、北海道産「真昆布」、国産「しいたけ」をブレンドした「THE北海道だし」、かじか100%の「かじかだし」を開発する。
また、未利用魚の持続可能な活用のため、クラウドファンディングポータルサイト「READYFOR」で3月21日~4月11日まで、活動資金の支援者を募集。返礼品にはプロジェクトで開発したTHE北海道だし・かじかだし、そして北海道海産物のセットなどを予定している。