横浜観光コンベンション・ビューローは3月19日~6月11日、東日本電信電話とともに手がけた観光・回遊促進プラットフォーム「横浜デジタルMAP」を活用した「花咲く Rally」を横浜市の都心臨海部にて開催する。

  • 「花咲く Rally」

「横浜デジタルMAP」は、観光案内マップや施設案内などを多言語対応(7カ国語自動切換え)でデジタル表示可能で利用データ分析もできる「プラチナマップ」をシステム基盤としている。

  • 横浜デジタルMAPの表示イメージ

マップ上では、デジタルスタンプラリーを簡単に作成・開催できるのも特徴。ランキング、ルーレット、ポイントといったスタンプラリーをより楽しくする仕掛けや、滞在時間や回遊率向上の仕組みを搭載し、目的に合わせたスタンプラリーが簡単に構築できるようになっている。

また、オプション機能の「動態管理」により、最高精度誤差1m、毎5秒のトラッキングが可能な最新衛星「みちびき」に対応したIoTデバイスが用意され、簡単なセッティングで、リアルタイムの位置情報をマップに表示可能。トラッキングは、バス、タクシー、船、ケーブルカー等さまざまに対応する。

今回開催する同イベントは、花をテーマにまちの地域資源をつないで横浜の魅力が体験できる内容として、市内の飲食・物販店や宿泊施設、観光・集客施設、「花」に関連するイベントなどをめぐるデジタルスタンプラリーを展開する。

スタンプラリー参加者(先着3,000人)には、ガーデンベアグッズの参加賞をプレゼントするほか、獲得したスタンプ数に応じて、抽選で観光施設招待券、商品券、ホテルペア宿泊券などの賞品が当たる。

  • 賞品イメージ

そのほか、横浜ならではの景色が楽しめるオランダ発祥の移動式ビアカウンター「ビアバイク」や、東南アジアを中心に普及している「トゥクトゥク」を使った、ガイド付きのツアーも実施。

観光モビリティの位置情報を「横浜デジタルMAP」上でリアルタイムに表示させる事で、観光来訪者の周遊利便性の向上を図る。