三井不動産は3月10日、「東京ミッドタウン八重洲」を東京都中央区にオープンする。

  • 東京ミッドタウン八重洲

「東京ミッドタウン八重洲」は、同社が八重洲二丁目北地区市街地再開発組合の一員として開発を推進している大規模複合開発で、商業施設57店舗のうち、地下1階の13店舗は2022年9月17日に先行オープンした。3月10日に1 ~3階の44店舗がグランドオープンする。

1階には、1688年に京都・西陣に織屋として創業以来、伝統工芸を守り続けている「細尾」が展開する「HOSOO」が東京初の店舗としてオープン。京都・丹波の自社畑にて2022年12月4日に初収穫した「二ホンムラサキ二〇二二」で、染めたシルクのパジャマを販売する。

  • 華やかな春色の限定商品「SUKIYA BAG」

1階には、2020年にクリエイティブディレクターの高橋悠介氏が立ち上げた「CFCL」のコンセプトストアもオープン。CFCLはすべてニットでデザインされた衣類を展開するブランド。

商品は、ニットの産地である新潟や福島、都内で製造。島精機製作所製のコンピュータープログラミングニットの編み機、国内の化合繊メーカーの糸を中心に使用するなど、海外でも高く評価されている日本の優れたテクノロジーや品質を改めて感じることができる商品を揃えている。

オープンに合わせ、春らしいニットの装いが楽しめる、八重洲限定の桜色と若葉色のアイテムも登場する。

  • 東京ミッドタウン八重洲限定カラーアイテム

「EN VEDETTE」も1階にオープン。清澄白河の人気パティスリー「EN VEDETTE(アンヴデット)」の新業態で、イートイン併設のカフェ・スイーツ店となる。オーナーである森大祐シェフと、ショコラティエでもある柏原貴子シェフがタッグを組み、食材はもちろん空間やパッケージにいたるまで上質にこだわった。

コーヒーは「オールプレス・エスプレッソ」、紅茶は「TEA POND」、チョコレートは「ミニマル」との贅沢なコラボが実現。カフェスペースは10席。店頭にパティシエが常駐するため、パフェのカスタマイズもでき、ライブ感のあるアレンジまで楽しめる。

  • ライブ感のあるアレンジでパフェなどを提供

3階には、東京初となる「千葉 たかおか」がオープン。千葉の食材の魅力を伝えるため、千葉食材にこだわった料理店で、米をはじめとする素材から調味料、酒まで千葉産のものを使用している。完全予約制。

  • 千葉 たかおか