ピン芸日本一決定戦『R-1グランプリ2023』の21代目のチャンピオンとなった田津原理音が4日、決勝の生放送終了後に優勝会見に臨み、喜びを語った。

  • 田津原理音

田津原は奈良県出身で1993年5月25日生まれ、NSC大阪校35期生で芸歴10年目。2021年チャンピオンに輝いたゆりやんレトリィバァは同期だ。決勝進出時にはそんなゆりやんからLINEが届き、「優勝者は奈良から出る」と同郷ならではの予言があったと語る。

決勝で披露したネタは、同じ劇場に立つ先輩や後輩に何度も見てもらい、アドバイスの末作り上げた。今回も「ピンネタだけど1人で作ったネタじゃないという自覚があった」と振り返り「ビスケットブラザーズさん、ニッポンの社長さん、後輩の真輝志であったりとか、いろんな人がネタを見てくれて、僕にはない発想をくれた。皆がやりたいことを僕が代表してやっている感覚。本当にありがとうございますと伝えたい」と感謝。

また、大阪府の生野区住みます芸人として活動もしており、生野区が盛り上がる方法について区長には「僕が有名になるのが一番近道」と宣言していた。「そのためにも頑張りたいと言っていたのですが、もしこれで東京に行ったら『どういうこと?』ってなっちゃいますね」と言いながらも、東京進出もじっくり考えていきたいと目を輝かせる。

ちなみに、昨年優勝したお見送り芸人しんいちは常にトロフィーを持ち歩き、さまざまな番組に持参していたが、そのスタイルは「重いし傷つくでしょ、大事に置いておきたいです」と継続しないことを明かした。

■1stステージ獲得点数順

  • 田津原理音 470点
  • コットン・きょん 468点

  • 寺田寛明 464点

  • サツマカワRPG 462点

  • こたけ正義感 462点

  • カベポスター・永見 460点

  • Yes! アキト 456点

  • ラパルフェ・都留 451点

■Finalステージ獲得票順

  • 田津原理音 3票
  • コットン・きょん 2票