警視庁のTwitterアカウント・警備部災害対策課(@MPD_bousai)がテコの原理を利用した「瓶ドリンクのふたの開け方」を紹介し注目を集めています。防災時だけでなく、普段も役に立ちそう。
用意するのは、缶ジュースのプルタブ(飲み口を開けるときに指を掛けるつまみの部分)と割り箸。まず、プルタブの輪に割り箸を通し、そのまま瓶ドリンクのふたの縁にプルタブを引っ掛けます。
すると、プルタブとふたの接点が「作用点」、割り箸とふたの接点が「支点」になり、見事に「せんぬき」と同様の「作用点が力点と支点の間にあるテコ」の状態に。そのまま支点に割り箸を押し付けつつぐっと持ち上げると、力点に加えた力よりも強い力が作用点に働き、瓶のふたが簡単に開くという仕組みです。中学の理科でやったやつだ!
この投稿に「素晴らしいです」「機会があればやってみます」と多くの称賛の声が寄せられています。アカウントでは、「動画では手元が見づらい」との指摘に答え、逆方向から見た様子もアップしています。
テコの原理を活用した救助方法があります。その方法を利用し、瓶のふたを開けることができます。用意するのは缶ジュースのプルタブと割り箸です。原始的な方法ですが、災害時で手元に栓抜きがないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。ケガには注意してください。 pic.twitter.com/kIzHz23rpt
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) February 26, 2023