女優の吉高由里子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜21:00~)第7話がきょう28日に放送される。

  • 左から北村匠海、吉高由里子=テレビ朝日提供

大石静氏が脚本を手掛ける同作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25歳/北村匠海)という命の始まりと終わりを司る2人が、星降る夜の出会いを機に運命の恋を育んでいくヒューマンラブストーリー。ディーン・フジオカは、心優しきポンコツ天然新人ドクター・佐々木深夜(45歳)を演じている。

先週放送された第6話では、「雪宮鈴は人殺し」とSNSに書き込み、鈴を付け回してきた「謎の人物・伴宗一郎」が、とうとう鈴の前に出現し、ムロツヨシであることが判明。妊婦だった妻の命を救えなかった鈴を逆恨みし、不敵な笑みを浮かべながら「また人殺してませんか?」と詰め寄った。鈴を恐怖の底に突き落とした展開は反響を呼び、Twitter世界トレンドでは1位にランクイン。さらに見逃し配信再生数は全話累計で1500万回を突破(ビデオリサーチ調べ・期間:1/17~2/21)している。

同僚である鈴がピンチに陥ると必ず身を挺して守る深夜にライバル心を燃やし、何かと噛みついてきた一星。しかし第6話では亡くなった息子に「一星」という名前を付けようと思っていたという深夜の言葉を受け、連絡先を交換し、下の名前で呼び合う関係に発展した。第7話では、友人・北斗千明(水野美紀)やマロニエの院長・麻呂川三平(光石研)に問い詰められた深夜が「鈴先生のことは、好きです」と発言するなど、トライアングルラブが新展開を迎える。

そんな第7話には、スーツ姿の一星が「行きますか、姫」と手を差し伸べ、鈴をドレスアップさせて高級レストランへ連れて行くシーンが。洗練されたエスコートで大人デートを楽しむ鈴と一星。「医療裁判の法廷で『人殺し』と叫んだ伴の声が今も耳から離れない」と苦しい胸中を吐露する鈴を目の当たりにし、一星はとっさに鈴の耳をふさぎ「そんな言葉、聞かなくていい」と手話で語りかける。

しかし伴は再び「マロニエ産婦人科医院」に乱入し、攻撃をエスカレート。鈴のことを人殺しだとわめき、「俺は被害者なんだ」と絶叫しながら院内で大暴れし始める。