瀬戸内海に面した岡山県は、「晴れの国」と言われるほど晴天の日が多く、温暖な気候が特徴。海沿いや山地、高原など、解放感を味わえるサイクリングスポットも多数あります。

マイナビニュース読者に聞いた、岡山県でおすすめのサイクリングコースをご紹介します。

【1】吉備路自転車道ルート

岡山県のサイクリングコースの中で、初心者でも挑戦しやすいのが「吉備路自転車道ルート」。岡山駅から総社駅へと至る、全長25kmのお手軽なコースです。

  • 備中国分寺と菜の花 ※画像はイメージです

所要約1時間と気軽にチャレンジできるルートでありながら、ロマンあふれる史跡群が連なる吉備路を走るため、岡山の歴史と文化に触れられるのも嬉しいところ。

道中は、桃太郎伝説ゆかりの神社で、本殿と拝殿が国宝に指定されている吉備津神社や、田園風景の中にたたずむ五重塔が美しい備中国分寺にも立ち寄ってみましょう。

ルート上では、春はレンゲ、夏はひまわり、秋はコスモスと四季折々の花々も楽しめます。

■おすすめ読者コメント
・自動車を気にせず気持ち良く走れるコースもある(40代男性/岡山県/その他)
・昔話にでてきそうなのどかな風景を楽しめる(50代男性/岡山県/建設・土木)
・備中国分寺の塔を背景に、四季折々菜の花やレンゲやコスモスが咲きます(40代男性/岡山県/電力・ガス・エネルギー)

参考サイト:はれいろサイクリング岡山 吉備路自転車道ルート

【2】倉敷・玉野シーサイドルート

「倉敷・玉野シーサイドルート」は、岡山県屈指の観光地・倉敷美観地区を起点・終点とする中級者向けのサイクリングコース。

  • 倉敷美観地区 ※画像はイメージです

江戸情緒あふれる倉敷美観地区をスタートし、倉敷・玉野両市の名所をめぐった後、再び美観地区へと戻ってくる全長90kmの道のりです。

「倉敷・玉野シーサイドルート」のポイントは、美しい街並みから、瀬戸内海の美景やアートまで、多彩な楽しみがあること。まさに倉敷・玉野の魅力を凝縮した、大充実のコースなのです。

白壁・なまこ壁の伝統建築や柳並木など、日本の美が感じられる倉敷美観地区や、ジャパンデニムの聖地として注目される「児島ジーンズストリート」に加えて、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地「鷲羽山展望台」、アートが点在する宇野港周辺など、魅力的な観光地を次々に通過する自転車旅はワクワクが止まりません。

■おすすめ読者コメント
・オススメポイントは海に沿って走る景色。また自転車がなくても倉敷駅でレンタルサイクルも利用できる(60代男性/奈良県/その他)

参考サイト:はれいろサイクリング岡山 倉敷・玉野シーサイドルート

【3】備中ぐるり歴史探訪ルート

花や海など、岡山の自然に触れつつ、「ちょっと穴場な観光地ものぞいてみたい」という人にぴったりなのが、「備中ぐるり歴史探訪ルート」。

  • 日本の渚百選にも選ばれた沙美海岸 ※画像はイメージです

四季折々の花々が楽しめる笠岡市の「道の駅 笠岡ベイファーム」を出発し、倉敷市・井原市・矢掛町を経て再びスタート地点へと戻ってくる、全長約108kmの盛りだくさんのコースです。

道中、「日本の渚百選」にも選ばれた倉敷市の「沙美海岸」や、渓谷美が美しい井原市の「鬼ヶ嶽」、重要伝統的建造物群保存地区に指定された街並みが残る矢掛町などを通過。知る人ぞ知るスポットに立ち寄りながら、岡山西部の海と山が堪能できます。

■おすすめ読者コメント
・季節によってはたくさんの花が見られるサイクリングコース(40代女性/岡山県/その他)

参考サイト:はれいろサイクリング岡山 備中ぐるり歴史探訪ルート


フォトジェニックな街並みや解放感あふれる海景色など、瀬戸内の魅力がたっぷり詰まった岡山県。気候が穏やかで走りやすく、グルメも楽しい岡山で、心洗われる自転車旅を楽しんでみませんか。