山辺町(やまのべまち)は、⼭形県のほぼ中央にあたる⼭形盆地の南⻄側に位置するまちで、世界に信頼される「繊維の町」として栄えています。中でも、手織り絨毯(じゅうたん)は国内生産のほとんどを占めています。

そんな山辺町には、国内外・時代を超えた技術とノウハウを生かし、人々の足元を包みこみ、空間にふさわしい上質な時を紡いでいる「オリエンタルカーペット株式会社」があります。日本で唯一、糸づくりから染色、織り、仕上げ、アフターケアまでを行う企業です。そのオリエンタルカーペットによる絨毯ブランド「山形緞通(やまがただんつう)」。一体どんな絨毯なのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「山形緞通のカーペット【MORI】」の特徴や返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

山形緞通 【MORI】(縦60×横95cm、ウール100%)

・返礼品名:山形緞通 【MORI】(縦60×横95cm、ウール100%)
・提供事業者:オリエンタルカーペット 株式会社
・〒990-0301 山形県東村山郡山辺町大字山辺21
・内容:縦60×横95cm、ウール100%、カラー:ダークグリーン
・寄附金額:40万4000円

「山形緞通 【MORI】(縦60×横95cm、ウール100%)」のふるさと納税の寄附金額は40万4000円。 上質で丈夫な玄関マットです。

「山形緞通」は、「足もとからのおもてなし」をコンセプトに掲げ、日本で唯一糸づくり・染め・織り・アフターケアまで、職人による一貫生産を行っています。
中でも、原図に合わせて指定された色をつくり、原料糸に染め上げる染色は、重要な工程の一つなのだそう。

鮮やかなグラデーションや複雑な図柄を実現できるのは、織り手たちの高い技術力に加え、「色」をつくりだす卓越した技術によるものです。

皇居や歌舞伎座、バチカン宮殿、戦艦大和の長官室など国内外・時代を超えて培った技術とノウハウを生かし、人々の足元を包みこみ、空間にふさわしい上質な時を紡いでいるオリエンタルカーペット株式会社。
その長年の技術と新国立競技場等を手がけた世界的建築家「隈 研吾氏」氏とのコラボレーションで生み出されたのが「MORI」です。 森の樹木が繁り立つ自然の豊かさを、ダークグリーンの色彩と三層の毛糸の質感で表現されています。

「山形緞通 【MORI】」がふるさと納税の返礼品になった経緯と実績

高級絨毯の条件が薄いことであるのに対し、山形緞通の絨毯は厚みがあり、緻密に織られた表面がフェルト化することで大変丈夫な仕上がりです。

「長年培われてきた手織り絨毯の技術と素晴らしさを、より多くの方々に知っていただきたい」という想いのもと、ふるさと納税返礼品の開発に建築家・隈研吾氏とのコラボレーションが叶ったのだそう。 隈研吾氏の「MORI」は、森の樹木が繁り立つ自然の豊かさを、ダークグリーンの色彩と三層の毛糸の質感で表現されています。

足を踏み入れる場所によって異なる質感と高度な「手刺し」の技術を感じることができる玄関マット。手刺し絨毯は手入れをすれば40〜50年は持ち、使えば使うほど味わいを増していく長く愛される逸品です。

・納税実績(金額):161万6000円
・納税実績(件数):4件
※2022.12.31までの実績

寄附者からの反響

・日本の伝統を今に伝えながらも、有名デザイナーとのコラボによる新しい試みも見事です。
・こちらの商品に一目ぼれしました。分厚くてしっかりしていて良かったです。部屋の雰囲気が一気に変わりました。
・なかなか気に入るのがなくやっと見つけました。色合いも毛足の長さも丁度よくて大満足です。

事業者の想い

「絨毯」と聞いて「ペルシャ絨毯」を思い浮かべる方も多いかもしれません。中国緞通は、そのペルシャ絨毯の技術がシルクロードを渡って中国へと伝わり、独自の進化を遂げたもの。ちなみに、「緞通(だんつう)」とは中国語の「毯子(タンツー)」に由来し、手織りカーペットのことを指します。中国緞通は、寒さを凌ぐために毛足が長く、「カービング」と呼ばれる「彫り」を入れられるのが特徴です。オリエンタルカーペットは、日本で唯一、糸づくりから染色、織り、仕上げ、アフターケアまでを行っています。デザインテーマは「自然を取り込む」。豊かな自然の趣を、染色職人たちの技で鮮やかに表現しています。一つ一つ丁寧に作り上げた私たちの作品が、一人でも多くの方々の癒しとなれば嬉しいばかりです。


今回は山辺町の「山形緞通 【MORI】」を紹介しました。日本で唯一の「糸づくりからアフターケアまで」を行う高い技術を思ったオリエンタルカーペット株式会社の玄関マット。高度な「手刺し」技術を取り入れ、手入れをすれば40〜50年は持つとのことで長年愛用できます。気になる方はこの機会に一度チェックしてみて下さい。