QuickWorkは2月16日、「2022年全業界年収ランキングTOP10」を発表した。同ランキングは、500万社以上の企業情報を網羅した日本最大級のデータベースメディア「SalesNow DB」から、メイン業界における年収を抽出したもの。
2022年全業界年収ランキング、第1位は「M&Aキャピタルパートナーズ」で3,161万円だった。「日本の中堅・中小企業を対象としている独立系M&Aアドバイザリー・仲介会社で、高年収帯の上場企業と比較しても非常に高い水準と言える。マーケットが拡大し続けていることによるM&Aアドバイザーの人材希少価値と、利益率が高いビジネスモデルであることが理由に挙げられる」(同調査)。
続く2位は「キーエンス」で2,182万円。「平均年収の高さの要因は、その圧倒的な利益率の高さに。製造を外部委託し労務費と経費コストを削減することで原価率を下げることに成功しており、大半の製造業の利益率が5%である中で、キーエンスは50%を超える利益率を維持している」(同)。
3位には、半導体や集積回路など電子部品の輸出入・販売を行っている「マクニカ・富士エレホールディングス」(1,873万円)がランクイン。「独立系エレクトロニクス専門商社としては最大手の企業で、さまざまな分野で半導体の需要が強いこともあり業績が好調なことも後押ししている」(同)。
以下、4位「ヒューリック」(1,803万円)、5位「地主」(1,694万円)、6位「光通信」(1,682万円)、7位「ショーボンドホールディングス」(1,605万円)、8位「伊藤忠商事」(1,579万円)、9位「三菱商事」(1,558万円)、10位「三井物産」(1,549万円)となった。