JR九州は、夜のトンネル内を見学する「篠栗トンネルナイトウォーキングツアー」を3月5日に実施すると発表した。いままで公開されたことのないトンネル内を歩きながら、その歴史を感じる企画となっている。
篠栗トンネルは篠栗線桂川~篠栗間の開通(1968年5月)に合わせて建設された。延長は4,550mあり、福岡県のJR在来線では最も長く、JR九州の在来線としても長崎トンネル(6,173m)に次いで2番目の長さを誇る。
ツアーの発着地は博多駅で、0時10分頃に同駅を列車で出発。0時40分頃に九郎原駅に到着し、トンネル見学を行う。トンネル内を歩いて見学するほか、鉄道の設備点検等に使用している高所作業車や、レールの点検に用いるアルミカートの乗車体験、トンネル内の保守点検の見学も行う。
見学後、南蔵院参道沿いの「たまや」で名物のカレーうどんをいただく。5時10分頃に城戸南蔵院前駅を出発し、5時30分頃に博多駅に帰着する。
旅行代金は1万7,800円。「新たな福岡の避密の旅」の助成金対象の参加者は、支払い実額1万4,800円となる。STORES予約のJR九州トラベルデスクで予約を受け付ける。