昨年、TBS系金曜ドラマ『妻、小学生になる。』でドラマデビューし、話題作に続々と出演している女優・當真あみが、現在放送中の日曜劇場『Get Ready!』(毎週日曜21:00~)では主人公が営むパティスリーの常連客を好演している。今年は、NHK大河ドラマ『どうする家康』への出演も決定しており、飛躍の一年となりそうだ。當真を直撃し、今の心境や女優業への思いを聞いた。

  • 『Get Ready!』嶋崎水面役の當真あみ

本作は、多額の報酬と引き換えに患者の命を救う正体不明の闇医者チームの物語。昼間は自身の店であるパティスリー「カーサブランシェ」でパティシエをしている孤高の天才執刀医・波佐間永介(通称:エース)を妻夫木聡、その相棒である交渉人・下山田譲(通称:ジョーカー)を藤原竜也が演じている。當真が演じているのは、エースの表の顔である「カーサブランシェ」に通う女子高生・嶋崎水面役。2月12日放送の第6話では、水面と病魔に冒された父親との知られざる関係性が描かれる。

ケーキをテイクアウトしては無邪気にほおばる水面。當真は、最初に脚本を読んだ時に受けた水面というキャラクター像について「なんだ、この女の子は!? と思いました。ケーキを食べて、波佐間さんにアタックをしていくので、不思議な女の子というか、自分の気持ちを素直に出す子という印象でした。だから、まずは明るくて真っ直ぐな子だと捉えて演じていきました」と語る。

目移りするくらいおいしそうなケーキは、パティシエの辻口博啓氏が監修を担当している。ケーキを食べるシーンについて當真は「大きくかじってくださいと言われるので、1口で3分の1ぐらいは食べちゃいます。私は甘いものが大好きだし、見た目から味が予想できない感じのワクワク感があるケーキばかりなので、撮影は本当に楽しいです」と笑みをこぼす。

エース役の妻夫木については「医療ドラマだから台詞が大変そうだし、毎日撮影で忙しいと思いますが、私にも気さくに話しかけてくださって、とても優しい方だなと思いました。また、劇中でオペをするシーンの波佐間さんはすごくカッコ良いけど、昼間に水面ちゃんといる時は、強くいきすぎる彼女に押されてしまうので、そこのちょっとしたギャップがいいなと思います。1作のなかで表と裏をしっかり演じ分けている妻夫木さんは、本当にすごいなと思いました」と印象を述べた。

6話では、ジョーカー(藤原竜也)が次の患者候補として、水面の父親でパティシエの嶋崎(鶴見辰吾)を挙げる。やがて嶋崎親子の事情を知ったエースは、嶋崎に“生きる価値”があるのかを水面に問うことに。

「6話の台本をいただいて、水面ちゃんのいろんな部分を知れました。それまでは、私も視聴者の皆さんと同じような気持ちで、水面ちゃんを見ていましたが、彼女の過去を知ったことで、これまでの水面ちゃんの行動全部に説明がつく感じがしました。水面ちゃんはお父さんが大好きだから、同じパティシエの仕事をしている波佐間さんに父親の姿を重ね、好きになったんじゃないかなと。気をつけたのは、これまでの明るい水面ちゃんと、6話での水面ちゃんが全く違う人にならないようにすることでした」

父親役の鶴見については「鶴見さんとお芝居する時に『こうするといいよ』といったアドバイスをいただき、そのあとすごくスムーズにやりやすくなりました。一緒にお芝居をさせていただいて、学ぶことがたくさんありました」と感謝する。