アイドルグループ・なにわ男子の高橋恭平が主演を務める、映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(3月3日公開)の場面写真が30日、公開された。
同作は亜南くじらによる同名漫画の実写化作。人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の真綾(畑芽育)は、落ち込んでいるところを、陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝はなぜか「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」と絶対に好きにならないことと、まわりにバレないことを条件に"片想いごっこ"を提案。好きになってはいけない約束なのに、優しくて自分にだけ甘すぎる千輝くんとの秘密の関係に、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく。
今回公開された場面写真は、莉子が演じる小原知花の場面写真。知花は、人生初の告白をするも玉砕し落ち込む真綾を慰め、恋に悩む真綾の話を親身に聞き、時には背中を押してくれる頼もしい親友。また、千輝くんや手塚(板垣李光人)とは同じ中学の出身で、今は千輝くんと同じ陸上部仲間でもある。
友達思いの知花は、真綾だけでなく、過去にあった何かの影響でいつしか距離ができてしまっていた千輝くんと手塚の関係をも気に掛ける。莉子は「原作を読んだ時に感じた、知花の優しさや頼もしさも表現できたらと思って演じました」と撮影を振り返っており、誰もが“こんな親友が欲しい!”と羨むあろうキャラクターを熱演している。
莉子は2018年から雑誌『Popteen』の専属モデルを務め、卒業後はABEMAオリジナルドラマ『ブラックシンデレラ』(21年)、他2度の主演を務めるなど、映画・ドラマを中心に役者としてのキャリアも着実に重ねている。昨年『牛首村』『君が落とした青空』『女子高生に殺されたい』など4本の劇場公開映画に出演。また配信ドラマ『ショート・プログラム/メモリーオフ』(22年)ではヒロインを務め、その後もドラマ『ファイトソング』(22年)にレギュラー出演し、『クロサギ』(22年)にもゲスト出演するなど、2022年だけで10本のテレビドラマに出演している、今注目の若手女優となっている。
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