東急とJR北海道は、両社が連携して運行する「THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~」について、第4期となる2023年、宗谷本線を走る道北エリアの新プランを追加するとともに、運行回数を増やし、7~9月に計9回運行すると発表した。
道北エリアの新プラン「HOKKAIDO 日本最北端の旅」は、日本最北の地である稚内を訪ねる列車旅に。「どこまでも広がる壮大な大地、なだらかな丘陵に囲まれた大草原、利尻富士の美しさに心煌めく特別な旅」と両社は説明する。出発日は9月8・15・22日を予定している。
前泊プランとして、小樽での観光と石狩湾を見下ろす名宿「銀鱗荘」でのディナーを楽しむ「銀鱗荘でのプレミアムな一刻(ひととき)」も用意する。北海道の醍醐味を感じてもらうプラン「HOKKAIDO CRUISE TRAIN」は、一部内容をリニューアルする予定。大自然、歴史、文化、食、車窓から眺める絶景など、北海道の魅力や観光資源が満喫できる旅になるという。出発日は8月18・25日と9月1日を予定している。
北海道の自然や大地とふれあえるプラン「HOKKAIDO CRUISE LIMITED」も設定。広大な牧場で牛たちに囲まれながら過ごすプレミアムディナーや、透き通るような釧路川の源流で森を感じるひとときなど、表情豊かな自然美を楽しめる。出発日は7月28日と8月4・11日を予定している。
1回あたりの募集人数は、「銀鱗荘でのプレミアムな一刻」が最大5組10名、その他のプラン(いずれも3泊4日)が最大15組30名。2名1室利用時における1名あたりの基本料金は、「HOKKAIDO CRUISE TRAIN」と「HOKKAIDO CRUISE LIMITED」が82万円、「HOKKAIDO 日本最北端の旅」が88万円。一般販売の期間は2月6日から4月17日まで。「THE ROYAL EXPRESS」のサイトまたは郵送で申込みを受け付けた後、抽選での販売となる。