バイアンドホールドは1月23日 「新しいNISA制度に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は1月11日、全国の30歳~59歳の男女1,000人を対象に、インターネットで実施した。
現在、NISA(一般NISA、つみたてNISA)を利用しているか尋ねたところ、25%が「利用している」、75%が「利用していない」と答えた。
2024年からNISAの恒久化と非課税枠の拡大が実施されることについて知っているか聞くと、44%が「知っている」、56%が「知らない」と回答した。
新制度では成長投資枠(現一般NISA)とつみたて枠(現つみたてNISA)の併用が可能になる。どのように対応するか尋ねると、「併用する」が13%、「成長投資枠(現一般NISA)のみ利用」が6%、「つみたて枠(現つみたてNISA)のみ利用」は4%だった。最も回答が多かったのは「NISAを利用しない」(45%)、「未定」(32%)だった。
新しいNISA制度では年間投資額の上限が成長枠は240万円、つみたて枠は120万円、併用の場合は360万円に増える。そこで、NISAへの投資額をこれまでよりも増やすか聞くと、15%が「増やす」、4%が「増やさない」、37%が「わからない」と答えた。最も多かったのは「NISAは利用しない」(44%)だった。
NISAへの投資額を「増やす」と回答した152人に投資額を年間でどの程度増やすのかを聞くと、最も多かったのは「決めていない」(22%)で、「10万円~20万円未満」(15%)、「100万円~200万円未満」(13%)、「20万円~30万円未満」(12%)が続いた。