CCCMKホールディングスは1月18日、「1歳刻み!約7,000万人の購買商品ランキング」を発表した。調査は約7,000万人のT会員購買データをもとに、15~69歳の男女が2021年11月1日~2022年10月31日の期間に購買した「チョコレート」カテゴリーを集計した。

  • チョコレートの総合ランキング(TOP30)

    チョコレートの総合ランキング(TOP30)

チョコレートの総合ランキングでは、1位「ブラックサンダー」(有楽製菓)、2位「トッポ」(ロッテ)、3位「ガーナミルク」(ロッテ)と、さまざまな形状のチョコレートがTOP3にランクイン。

以下、4位「アンパンマンペロペロチョコレート」(不二家)、5位「チロルチョコミルク」(チロルチョコ)、6位「たけのこの里」(明治)、7位「ポッキー 極細」(グリコ)、8位「アーモンドチョコレート」(明治)、9位「チョコケーキ」(有楽製菓)、10位「アルフォートミニチョコレート」(ブルボン)と続き、4位以降は、キャラクターとコラボレーションした子ども向けの商品もランクインするなど、性別や年齢によって購買する商品が異なることがうかがえる結果となった。

  • チョコレートの男女別総合ランキング(TOP10)

    チョコレートの男女別総合ランキング(TOP10)

男女別に見てみると、男性のTOP3は、1位「ブラックサンダー」(有楽製菓)、2位「トッポ」(ロッテ)、3位「たけのこの里」(明治)となり、一方女性は、不二家の「アンパンマンペロペロチョコレート」が1位に。次いで2位「ガーナミルク」(ロッテ)、3位「トッポ」(ロッテ)となり、女性は1位の商品はもちろん、9位の「アポロ」(明治)や、10位の「グリコ ジャイアントカプリコいちご」(江崎グリコ)など、比較的子ども向けの商品が多くランクインした。

  • たけのこの里 vs きのこの山!購買層の違いを比較

    たけのこの里 vs きのこの山!購買層の違いを比較

明治の「きのこの山」と「たけのこの里」については、2020年の「きのこの山 たけのこの里 国民大調査」では、46都道府県で「たけのこ派」が「きのこ派」を上回る結果に。今回の調査でも、「たけのこの里」が総合6位、「きのこの山」が総合18位となった。

年齢によるランキング推移を見てみると、どちらも50代に入るとランキングが下降していくが、「たけのこの里」は45歳まで6位~3位を維持し、「きのこの山」は、15歳の7位~30歳の24位までランキングが下降し、その後中高年層では47歳の11位まで盛り返す特徴的な動きをみせていることから、若年層では「きのこの山」よりも「たけのこの里」のほうが人気であることがうかがえた。

また、不二家の「アンパンマンペロペロチョコ」は、15歳の4位から若干下降はするものの、30代にかけて上昇し30~39歳では1位に。その後、年齢とともに下降するが、50代にかけて63歳の8位までランクアップ。中高生は自撮りをする際のアイテムとして、30代は小さなお子さま用として、50代以降はお孫さん用として購買するなど、年齢によって購買している理由が異なることがうかがえる結果に。

さらに、ロッテの「トッポ」と、江崎グリコの「ポッキーチョコレート」を比較。総合ランキングでは「トッポ」が2位、「ポッキーチョコレート」が22位という結果に。「トッポ」は53歳まで1~3位を維持し、その後下降。対して「ポッキーチョコレート」は10代から下降するものの30代で再度上昇し、その後年齢とともにランキングがアップしている。

一方、江崎グリコの「ポッキー<極細>」について見てみると、総合ランキングでは7位と、通常のポッキーよりもランキングが高く、年齢による推移については「トッポ」と似て、54歳まで3~9位を維持した後、年齢とともにランキングが下降していることがわかった。