ダンス&ボーカルグループ・NCTのドヨンが、女優の吉高由里子が主演を務めるテレビ朝日系新ドラマ『星降る夜に』(17日スタート 毎週火曜21:00~)の挿入歌を担当することが7日、分かった。

ドヨン

大石静氏が脚本を手掛ける同作は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25歳/北村匠海)という命の始まりと終わりを司る2人が、星降る夜の出会いを機に運命の恋を育んでいくヒューマンラブストーリー。

NCT 127やNCT Uのメンバーとして活動する一方、ソロでも『リッチマン』(18年)や主演ドラマ『深夜カフェ』(21年)のほか、『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』『ユミの細胞たち』『サウンドトラック #1』など数々の韓国ドラマのOST(Original Sound Track)を担当し、切ない歌声と表現力で人々を魅了してきたドヨンが日本のドラマの挿入歌を担当するのは初となる。「Cry」は、穏やかで流麗なピアノ旋律と、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロが織りなすストリングスが調和した力強くも感傷的なドヨンのボーカルが、運命的に引かれていく想いを表現した日本語詞に深みを与えているバラードナンバー。ドヨンの温かみと透明感に満ちた歌声がピュアな愛を表現する。

日本語の発音にも徹底的にこだわるなど、長時間かけてレコーディングに臨み、納得いくまで歌い続けた渾身の挿入歌に「週に1回、皆さんの癒しになったらいいな、と思っています。僕も必ず『星降る夜に』を見ます!」と声を弾ませるドヨン。コメントは以下の通り。

■NCT ドヨン

――日本のドラマとコラボすることについて、どう感じていますか?

韓国ではOST歌唱をたくさんしたことがありますが、今回挿入歌を担当するのが日本のドラマと聞いて、とても驚きました。曲がすごく素敵なので、日本語での歌唱が日本のアーティストの方のように自然ではないかもしれないですが、なるべくぎこちなくならないように、ドラマに彩りを添えられるように一生懸命レコーディングに臨みました。この曲が自分の曲になったことが、とてもうれしいです。実は、NCTのメンバーにはまだ、『星降る夜に』の挿入歌を担当することを伝えてないんです。完成したときに伝えようと思っています(笑)。

――レコーディングを終えた感想をお聞かせください。

結構長い時間をかけてレコーディングをしました。メロディとしては納得しても、発音が納得いかなくて何回も撮り直しました。やればやるほど欲が出てきてしまいましたね(笑)。その結果、すごく良いレコーディングになったのではないかな、と思っています。美しいメロディーに、歌詞も詩のようで、ドラマの内容が気になる歌詞だと思います。僕も必ず『星降る夜に』を見ます!

――挿入歌「Cry」のおすすめポイントは?

歌詞にある「泣き笑い」は僕個人としても、すごく共感できるシチュエーションですし、たくさんの方に届けたいラブソングになっています。歌い方も、その思いを表現できるようにいろいろと工夫しました。

――日本の視聴者にメッセ―ジをお願いします。

『星降る夜に』、僕の歌声と一緒に楽しんで見てくれたらと思います。本当にこういう機会ができて、うれしいです。週に1回、皆さんの癒しになったらいいな、と思っています。