五百城茉央、山下美月の影響で“芝居”が夢の1つに「とても尊敬している先輩」

アイドルグループ・乃木坂46の五百城茉央が初の単独仕事、初のナレーションに挑戦するカンテレの新番組『わたしの通学ロード』があさって8日(毎週日曜5:30～45※関西ローカル)から放送される。俳優の工藤阿須加がナビゲーターを務める同番組では、ゲストの思い出の通学路を中心にゆかりの店や当時のゲストをよく知る人物・母校へインタビューし、ゲストの意外な一面や驚きのエピソードを発掘していく。

初回(#1～3)ゲスト・錦鯉の通学路をめぐるVTRのナレーションを務めるのが、乃木坂46に昨年加入した5期生メンバー、兵庫県出身17歳の五百城。今回はナレーション収録を終えたばかりの五百城に、感想や見どころ、今後挑戦したい仕事やファンへの思いを聞いた。

• 『わたしの通学ロード』で初のナレーションに挑んだ乃木坂46・五百城茉央

■声に注目していただける機会に感謝

――ナレーションのお仕事が決まったときの心境を教えてください。

まさかナレーションのお仕事をいただけるなんて! とビックリして、すぐ母に「こんなお仕事が決まったよ」と連絡しました(笑)。テレビで見ていたタレントさんのVTRに声を吹き込めることがすごくうれしかったです。これまで声を褒められたこともなく、自分の声に自信を持っているわけではないので、声に注目していただける機会に感謝しています。

――実際にナレーションをしてみていかがでしたか。

たくさん噛んでしまって、持っていた鉛筆が緊張による手汗でびっしょりしてしまうほどでした。初めてで分からないことだらけでしたが、「ここはこんなふうに読んでみよう」とか、「疑問形や主観的な文章のところにアクセントをつけてみよう」とか、自分なりに工夫したつもりです。

■雨の日に傘ささず「青春や!」と走った通学路

――錦鯉さんの通学路を紹介する初回の見どころを教えてください。

私自身、錦鯉さんがすごく好きなのですが、まだ知られていない一面や幼少期の思い出を深く掘り下げていくことで、タレントさんの新しい魅力を知ることができる面白い番組になっています。映像はレトロな雰囲気で作られていて、こういった世界観が好きな人にとっても楽しめる番組だと思います。

――五百城さん自身の通学路にまつわる思い出を教えてください。

小学校と中学校へは、お隣に住んでいた親友と毎日一緒に登下校していました。部活が違った中学生の頃もわざわざ待ち合わせて一緒に帰っていて、2人で何回通学路を行き来したか分からないくらいです。毎日他愛もないことを話して大笑いしたり、雨の日はわざと傘をささずに「青春や!」と走ったり……。最初は私のほうが朝起きるのが遅かったので、親友がチャイムを鳴らしに来てくれていたのですが、中学生になるとお互いどんどん出発時間が遅くなって、ギリギリの時間に走って登校するようになりました。通学路には、親友との思い出がたくさん詰まっています。

■“芝居”への憧れは山下美月の影響

――今回は初の単独でのお仕事となりましたが、今後挑戦してみたいお仕事はありますか。

どんなお仕事にも挑戦してみたいのですが、先輩のお芝居を見て自分もやってみたいと思うようになりました。特に印象に残っているのは山下美月さんのドラマです。ドラマで山下さんを知って演技が上手な女優さんだなと思っていたのですが、自分が乃木坂46のメンバーになってから改めてお芝居を見たり朝ドラで活躍している姿を見たりしていると、山下さんがどれほどすごい方なのか、より実感できるようになりました。とても尊敬している先輩です。

――2023年の目標を教えてください。

乃木坂46に加入した2022年は目の前のことに精一杯で、明日の自分のことだけを考えて必死に取り組んできた1年でした。今年はもっとまわりを見ながら、“自分”を出せるようになりたいです。1年の初めから個人で挑戦できるお仕事をいただけてすごくうれしかったので、たくさんの活動からいろんなことを吸収して、「この子いいな」と多くの方に思っていただける1年にしたいです。

■ファンのおかげでいつも前向きにいられる

――2022年には地元・兵庫県でのライブもありましたが、また凱旋したいですか。

乃木坂46の長い歴史の中でも、兵庫県でのライブは数えるほどだと聞きました。兵庫県出身の私が加入したことで、また開催できたらうれしいです。

――ファンの方へのメッセージをお願いします。

いつも応援してくださる皆さんが、私の活動を見てくれて「こんなところが素敵だよ」と伝えてくれるおかげで前向きにいられます。私のいろいろなお仕事やステージで踊っている姿で皆さんの生活が楽しいものになるよう、毎日皆さんの頭の片隅にいたいと思っているので、これからもよろしくお願いします!