バイク王が“電動”に特化した店舗をオープン! 背景は?

バイク王&カンパニーの子会社でeコマース事業を手がけるバイク王ダイレクトは、電動モビリティのセレクトショップで1号店となる「e-bike UENO」をオープンした。電動アシスト自転車10車種約25台やキックボードなどの電動モビリティを展示・販売し、試乗にも対応する。

バイク王が開設する電動モビリティのセレクトショップ「e-bike UENO」

「試乗したい」の声が増加

近年、車両本体購入時にヘルメットやバイクウェア、スマホホルダーなどの周辺アイテムを同時に購入する顧客が多く、コロナ禍による通信販売の需要が増加している状況も踏まえ、バイク王では車両と用品・部品を取り扱うECサイト「バイク王ダイレクト」を2021年7月に開設。2022年3月には電動モビリティ専門のECサイト「e-bike」をオープンし、これまで多数の電動モビリティを販売してきたという。

一方で、次世代の電動モビリティに対しては、新しいアイテムであるため「運転に不安がある」という顧客も少なくなかったのだが、コロナ対策の行動制限緩和に伴い「試乗をしたい」との声が増えてきたことから、バイク王では電動モビリティのリアル店舗開設を決めた。

「e-bike UENO」では「WO-BIKES」「ALCHON」「ROCHA-FLAME」など、運転免許不要で24km/hまでアシスト可能な電動アシスト自転車10車種約25台を展示する。希望者は試乗が可能だ。展示のない車両もご購入できる。カスタマイズにも対応し、オプションパーツを同時購入すればカスタム済みの車両を届けてくれる。アフターサービスは「e-bike UENO」に加え、全国のバイク王認証工場併設店舗にて対応する。