俳優の西島秀俊、濱田岳、女優の上白石萌歌が5日、テレビ朝日系新ドラマ『警視庁アウトサイダー』(5日スタート 毎週木曜21:00~※初回拡大SP)の取材会に登壇。西島と濱田が、4日に東京ドームで行われた新日本プロレス主催の興行『WRESTLE KINGDOM 17』について興奮気味に語った。

  • 西島秀俊

  • 濱田岳

取材会では、西島演じる架川英児の苦手な血を見るとクラっとしてしまうキャラクターにちなみ、“最近クラっとしたことは?”との質問が。濱田は前日の4日に東京ドームで行われた新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 17』を放送席の隣で見学したことを挙げ、西島も頷いた。

今作の第1話には、新日本プロレスの真壁刀義、棚橋弘至、田口隆祐、オカダ・カズチカがゲスト出演。突如架川がリングに降り立ってあざやかに容疑者を確保するというシーンがあり、トップロープをひらりと飛び越えてリングインしたり、棚橋の得意技・スリングブレイド、オカダの必殺技・レインメーカーを颯爽と決めたりと、レスラーたちからアドバイスを受けた西島のアクションが見どころとなっている。

試合について濱田は「プロレスを生で見たこともそうですけど、ゲーム内容がすごかったです」と興奮。共演したオカダの登場を「大事な試合前に撮影でご一緒しているので、一選手を応援するのとは心境が違いました。拍手もできず手に汗握るような」と振り返る。西島も「2人とも興奮して昨夜は寝ていないです。全然眠れませんでした」と笑い、撮影で共演したことについて「撮影前からオーラがすさまじくて、本当のヒーローだなと。東京ドームすごかったですね」と続いた。

最後にきょう5日から始まるドラマについて西島は「家族全員で、あらゆる世代の人たちが一緒に見られるドラマになっています。皆に21時にテレビの前に集まって、笑ったり、事件にかかわる人たちの思いに寄り添っていただけたらこんなうれしいことはありません」とアピールした。

ミステリー作家・加藤実秋氏の同名小説を映像化する同作は、西島秀俊が「見た目が極道の元マル暴オヤジ刑事・架川英児」、濱田岳が「一見さわやかなのに大きな秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔」、上白石萌歌が「安定した就職先として警察を選んだ新米刑事・水木直央」というクセの強いキャラクターに扮する異色の刑事ドラマ。秘密を抱える3人が自らの思惑のために手を組み、互いを利用しながら難事件に挑む姿を描く。やがて過去の真実が明らかになり、物語は壮大な復讐劇へ――。柳葉敏郎、石田ひかり、優香、野波麻帆、長濱ねる、斎藤工、片岡愛之助らの出演も決定している。