NHKのアナウンサー時代に『紅白歌合戦』の総合司会も務めた堀尾だが、「正直言って規模は全然違うけど、熱気というのは『紅白』以上ですね。観覧席に関係者が多いですし、特に今年は3年ぶりに観客が入っているので、溜まっていたものがマグマのように吹き出したような気がします」と、その空気感を表現。

会場のロビーでは、本番の出番前に、バックダンサーや客席の応援団の人たちが、ダンスや声援の最終確認をする姿があちこちで見られ、熱気を生み出す原動力が垣間見えた。

近年はSNSで大盛り上がりを見せる番組として大ブレイク。「サイサンの川本(武彦)社長に、この番組を見てライブのステージをやってくれというオファーが来たくらいですから、インフルエンサーの役割にもなっていますよね。だから、清水社長(※全31回出場の清水園・清水志摩子社長)にも、いずれお話が来るんじゃないですかね」と、番組発のスターの活躍に期待を示す。

  • サイサンの川本武彦社長

  • 清水園の清水志摩子社長

10年という長い担当期間になるが、今後もオファーが来る限り、「もう毎回感心させられますから、ずっとやりますよ。清水さんと競争ですよ!」と気合い十分。

最後に視聴者に向けて、「もうこの番組を見ないと1年がスタートしないという思いで見てほしいですね。そして、いろんな檄を飛ばしながら、野次を飛ばしながら見ていただければ、やみつきになると思います」と、番組の楽しみ方を教えてくれた。

番組タイトルの通り、会場では「埼玉県文化振興基金」への募金を呼びかけており、実行委員会の拠出金と合わせた寄付金は、累計で3,200万円に達した。

■『第31回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』出場者

1:東京ガスネットワーク(株)・細田千恵埼玉支社長【初出場】/森山直太朗「さくら(独唱)」

2:深谷市・小島進市長/ピンキーとキラーズ「恋の季節」

3:(株)埼玉りそな銀行・福岡聡社長/猿岩石「白い雲のように」

4:埼玉県議会・中屋敷慎一議長【初出場】/エスカネーチャンズ「エスカレーター乗ったら NON! NON! WALK」

5:(株)拓洋・鈴木俊一会長/鈴木俊一(オリジナル)「この愛」

6:戸田市・菅原文仁市長/サンボマスター「できっこないを やらなくちゃ」

7:宮代町・新井康之町長【初出場/町村会推薦】/松村和子「帰ってこいよ」

8:(株)サイサン・川本武彦社長/矢沢永吉「IT'S UP TO YOU!」

9:(株)セキ薬品・関伸治会長【初出場】/「マイウェイ」

10:(株)コマーム・小松君恵会長【初出場】/小松将人「ちがうから☆ワクワク」

11:桶川市・小野克典市長/MISIA「アイノカタチ」

12:(株)馬車道・木村徳治名誉会長/石原裕次郎「泣かせるぜ」

13:川口市・奥ノ木信夫市長/ザ・フォーク・クルセダーズ「若い加藤和彦のように」

14:ケアハウス和みの里・山中和子理事長/舟木一夫「高校三年生」

15:さいたま市・清水勇人市長/ダ・カーポ「野に咲く花のように」

16:(株)清水園・清水志摩子社長/「心はるかに」

17:埼玉県・大野元裕知事/井上陽水奥田民生「ありがとう」

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