フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、12月23日、『冬の賞与・ボーナスに関するアンケート』結果を公開した。調査は、12月14日、全国の20歳~69歳の男女500人を対象に行われた。

2022年冬の賞与・ボーナス額におけるボリュームゾーンは「~10万円」68.60%となっており、2位に「30~49万円」と「100万円以上」が同率7.60%と続いており、この3項目だけで全体の約85%を占めていることになる。

男女別に見ると、支給額は女性の方が男性に比べ全体的に少ない傾向にあり、賞与・ボーナス額が「80~99万円」では2倍差、「100万円以上」では3倍差と、支給額が上がるにつれてジェンダー格差が顕著となっていた。

年代別に見ると、いずれの年代でも「~10万円」が多数派となっており、賞与・ボーナス額が「100万円以上」となるのは40代以降という結果が出た。さらに、50代および60代となると、その割合は40代の2倍に増えていた。

もし賞与・ボーナスが、暗号資産(仮想通貨)の代表例の一つ「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」で支給されたらどうするか、という質問に対し、約9割が「100%現金化」するとの意向を示していた。

年代別に見ると、30代と60代は「100%現金化」が9割以上と全体平均を上回っていることから、他年代と比べて保守的な傾向にあることがうかがえる。その一方で、「100%現金化」がもっとも少ない84.21%に加え、「100%ビットコインのまま」がもっとも多い4.39%をマークしていた40代は、暗号資産(仮想通貨)の「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」に対して意欲的な傾向が垣間見える。

世帯年収別に見ると、全ての世帯年収層において「100%現金化」が最多数であることは変わりないが、少数派ながら「100%ビットコインのまま」という回答も確認できていることから、一定数は賞与・ボーナスの「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」支給を許容していることが推測される。

また、「100%現金化」の意見を除くと、世帯年収により「90%現金/10%ビットコイン」「80%現金/20%ビットコイン」「現金とビットコイン半々」と温度感に異なる特徴が見られたが、いずれの世帯年収においても現金化の割合を多めとしながらも「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」を所有することに対して多少なりとも興味関心があることが見受けられる。