女優の満島ひかりが、「ルーヴル美術館展 愛を描く」(東京展=国立新美術館:23年3月1日~6月12日、京都展=京都市京セラ美術館:6月27日~9月24日)の“案内人”を務めることになり、14日、東京・日本テレビ番町スタジオで行われた記者発表会に出席した。

  • 満島ひかり

フランス・ルーヴル美術館のコレクションから、愛を描いた74点の絵画が一堂に会する同展。ルーヴル美術館のあるパリは、「今までで一番遊びに行ってる外国かもしれないです。日本人の方が多く暮らしていて、東京、沖縄の次に仲の良い友達がいる場所です」と親しみがある地なのだという。

しかし、ルーヴル美術館にはまだ行ったことがないことを告白。「パリに初めて行ったときに、ルーヴル美術館に入るぞ!と思って前まで行ったんですけど、あまりの建物の偉大さに驚いてしまって、目の前にあるベンチに座ってたら、おじいさんが横に座ってきて、フランス語ですごい話しかけてきて、手の甲にキスされたんです」と衝撃エピソードを明かし、「それが若い私には『フランスってなんて愛の街なんだろう』と、すごく印象に残っています」と振り返った。

今回、「ルーヴル美術館展」の案内人を務めるということで、来年ロケでいよいよ初ルーヴルを体験する予定。「中に展示されている絵のことを知れば知るほど、恐ろしいなと思うんです。楽しみなこともありますけど、ちょっと怖さもあります。とても美しいけど、胸に来すぎて、ずっと中にいられない、たくさんの感情が展示の中にあふれていて、びっくりしちゃうという話を聞いたので」と、期待と緊張の胸の内を語っていた。